違うはずだ。別人だもんねぇ。
この人は緒川たまきという女優さんで、様々なドラマや舞台に出ているらしい。
…のに私は一切、見た事がございません。
この「ロンリのちから」に限って言えば、一番演技が上手い(当たり前だけど)
役作りでアクの強いというか、ナルシストみたいな喋り方をするから嫌いな人は嫌いかもしれない。
それと、他の生徒役の演者を見ていると、男子と女子とで比べると女子のほうが演技が上手いように思う。
言葉の抑揚の違いに性差があるのは声変わりのせいなのだろうか?
しらんがな。
久しぶりにアメトーークを見た。
雨上がりの2人が読書芸人の又吉直樹、光浦靖子、若林正恭の3人と実際に書店に赴いて、店内の歩き方や読書の楽しみ方を2人に教えるという内容だった。
テレ朝のホームページを覗いてみたら、番組内で3人がオススメした本がアップされていたので列挙する。
『又吉オススメの本』
- 『コインロッカー・ベイビーズ』(村上龍 講談社)
- 『杳子・妻隠』(古井由吉 新潮文庫刊)
- 『コルバトントリ』(山下澄人 文藝春秋)
- 『長嶋少年』ねじめ正一 文春文庫
- 『ある人殺しの物語 香水』(P・ジュースキント 池内 紀 訳 文春文庫)
- 『庶民烈伝』(深沢七郎 中公文庫)
- 『熊野曼陀羅』(堀本裕樹 文學の森)
- 『人間小唄』(町田康 講談社)
- 『赤頭巾ちゃん気をつけて』(庄司薫 新潮文庫刊)
- 『月の砂漠をさばさばと』(北村薫 新潮文庫刊)
- 『笑うな』(筒井康隆 新潮文庫刊)
- 『こちらあみ子』(今村夏子 筑摩書房)
- 『漁港の肉子ちゃん』(西加奈子 幻冬社)
- 『わが性と生』(瀬戸内寂聴 新潮文庫刊)
- 『不道徳教育講座』(三島由紀夫 角川文庫)
- 『パンク侍、斬られて候』(町田康 角川文庫)
- 『自分を好きになる方法』(本谷有希子 講談社)
- 『ノラや』(内田百閒 中公文庫)
- 『八日目の蟬』(角田光代 中公文庫)
- 『グロテスク』(桐野夏生 文春文庫)
- 『ふくわらい』(西加奈子 朝日新聞出版)
- 『日本探偵小説全集4』(夢野久作 東京創元社)
『若林のオススメ』
- 『夢を与える』(綿矢りさ 河出書房)
- 『村上龍映画小説集』(村上龍 講談社)
- 『すべて真夜中の恋人たち』(川上未映子 講談社)
- 『何者』(朝井リョウ 新潮社)
- 『燃えよ剣』(司馬遼太郎 新潮文庫刊)
- 『教団X』(中村文則 集英社)
- 『サラバ!』(西加奈子 小学館)
- 『強く生きる言葉』(岡本太郎 イースト・プレス)
- 『教養としてのプロレス』(プチ鹿島 双葉社)
- 『私とは何か「個人」から「分人」へ』(平野啓一郎 講談社)
「たくさんある好きな本の中から、たった10冊しか選べないのは肛門を見せるようなものだ」と3人は言っていた。
ラインナップをみると全員、西加奈子さんの著書を選んでいることに気づく。
しかも、それぞれ違うタイトルである。
どんだけ面白いんだろうか。
話は変わるけども、西加奈子さんとか、さくらももこさんとか、坂口恭平さんみたいに「文章もイラストも描く作家」の本を展示する企画をビレッジバンガードとかでやらんかね?本のジャケ買いって面白いと思うんだけど。おわり。
本の読み方を語るパートで光浦さんが「女子は単行本を読むときは背筋を伸ばし、ハードカバーを読むときは猫背で読むと可愛い」という持論を語った。
実演することになり、ハードカバーの本を選んだのだけどその本が…
- 作者: ナオミ・ウルフ
- 出版社/メーカー: 青土社
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タイトルのパンチ力が半端ではない。
それが私の脳みそを揺さぶり、「あれ?誰かが持っているっていってたな…あっ!」
うろ覚えなんだが、同じタイトルの本で…
- 作者: キャサリン・ブラックリッジ,藤田真利子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
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録画した番組を見終わって、ニュースに目をやると偶然、又吉さんが取り上げられていた。
又吉の「火花」芥川賞候補に(2015年6月19日(金)掲載) - Yahoo!ニュース
お笑いコンビ、ピースの又吉直樹(35)の初純文学小説「火花」が、今年上半期の芥川賞の候補作に入ったことが19日付で発表された。純文学作家の登竜門として国内で最も注目される文学賞で、芸人の作品がノミネートされるのは極めて異例だ。5月発表の三島由紀夫賞は惜しくも落選したが、「『火花』は三島賞より芥川賞向き」との見方もあり、7月16日の受賞作発表が注目だ。(サンケイスポーツ)