モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

戦後70年特別企画第一弾 『BEYOND 70+いつまでも戦後であるために』

[www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/cut/index.html:title]

第一部『70年前、沖縄戦で何が起きていたのか?』
沖縄戦を体験した、沖縄県立第二高等女学校の生徒・「白梅学徒隊」隊員でいらした、中山きくさん、沖縄県知事 大田昌秀さんにお話を伺っています。

中山きくさんへのインタビュー
  • : 戦争が始まる頃の雰囲気→頭の中全てがお国の為になっていた
  • : 太平洋戦争が始まってから学校はガラッと変わった。セーラー服だった学生服も全国統一された
  • : ここ(洞穴)で手術されるんですか?→今の救急体制とは違い、怪我をしても何日間も放っておかれるんです。腐って、蛆虫に覆われて大変ですよ。壊死してすぐに切り落とさないと。入院があっても退院がないんですよ。せっかく運ばれてきても薬も包帯もないし死んでいく。 #jwave
大田昌秀さんへのインタビュー
  • : 戦争が始まる頃の雰囲気はどうでしたか?→頭の中全てがお国の為になっていた
  • : 1944年3月 僕は19歳だった。当時、沖縄には10の学校があった。17歳から招集されるはずが、沖縄では12歳から戦争へ駆り出された。法律も根拠もないまま、手榴弾を持たされ半袖半ズボンで戦場へ行かされた
  • : 日本兵は「俺たちははるばる本土からやってきたんだ!」と住民を壕から追い出した。子供が泣けば母親に殺せと命じ、それが出来なければ銃剣で刺し殺す事もあった。この戦争はなんなんだと思った。

第二部『基地問題は、なぜ、こじれているのか?』
「白梅学徒隊」隊員でいらした中山きくさん、沖縄県知事 大田昌秀さん、那覇市議会議員で現在、琉球料理のお店を経営されている渡口初美さん、海上ヘリ基地に反対する市民運動の前線基地「辺野古テント村」村長 安次富浩さん、名護市市議会の議長 屋比久稔さん、海兵隊の広報官を担当されているルーク・クーパー中尉にお話を伺っています。

中山さんへインタビュー
  • : 日本やアメリカ軍に対する恨みはありますか?→鬼畜米英でしたね。投降してからは紳士的でした。チョコレートをくれたりね。「アメリカに何かされたの?」と聞かれたしたが、鬼畜米英と違うなぁと
  • : 集団的自衛権について→核抜き本土並み というスローガンだったが今は74パーセント(基地)でしょ。とんでもないですよ
大田昌秀さんへインタビュー
  • 筆舌にし難いありとあらゆる苦労を女性たちはしてきた。復帰するまでは何の保障もなく、憲法の適用が必要でした。沖縄は政治的取り引きに使われたんです。怒りが満ち満ちてましたね
渡口さんへインタビュー
  • : 私は戦後アメリカに面倒を見てもらった側で、戦前の貧乏を考えるとアメリカさんに肩入れする人も多いと思いますよ。→20万人が亡くなったという事実がありますが?→日本は食料くれませんでした。沖縄には仕切る人がいないんですよ、今の知事も目上の人に使うべきじゃない方言を使ってる 続
  •  →海の埋め立てについて→何にでも犠牲があると思いますよ
安次さんへインタビュー
  • : 現場の意見をお伺いしたい→私たちは望んで基地を受け入れたわけではない。米兵による少女暴行事件という痛ましい事件が起きた。普天間を返してくれ、新しい基地はいらないというのが私たちの意見
  • : →リスクについて→沖縄の土地を奪っておいて対案を出せなんてありえない。それは日本政府がやるべきこと。九州に持っていけばまた問題がおこる。基地があるところが負担すればいいんですよ。これは沖縄差別
屋比さんへインタビュー
  • : これは暴動がおきてもおかしくないです。あとは人権の問題。アメリカよりも日本政府のほうが高圧的です→アジアの安定に必要という意見については?→基地、滑走路、港の三拍子が揃えば戦争の標的にされますよ
  • : →本土への移設という意見は民主党政権以降、聞こえなくなりましたね→基地は全てにおいて阻害要因でしかないですよ
クーパー氏にインタビュー
  • : かつての防衛大臣からは政治的な問題という意見が出ている。海兵隊としては九州でも可能なのか?→日米両政府による合意のもと、日本政府により決められる。海兵隊としてはどこでも最高の対応をするつもりだ。陸海空の兵站部隊としてもどこへでも行く
  • : 基地に対する反対意見についてどうお考えですか?→私たちは情報公開するのみです。あとはどうメディアが伝えるかでしょう。堀さんのようなフリーランスの方でも取材に応じます

第三部『基地問題解決の糸口はあるのか?』
県内で建設会社とコミュニティラジオ局を経営されている石川丈浩さん、白梅学徒隊の中山きくさん、沖縄県知事の大田昌秀さんにお話を伺っています。
石川さんへインタビュー
  • : これからの基地問題について 容認派の意見は挙げにくいのか?→それはあると思います。基地賛成とは言いにくいです。翁長さんには冷静に対応してもらいたいです。賛成派の意見にも耳を傾けてほしいですね
中山さんへインタビュー
  • : 沖縄の格差問題について→基地で地元を活性化すると、引き上げたときにシャッター通りになるんですよ。それならいつまでも基地が必要になります。知事には人間らしい暮らしをする為に辺野古への基地移設を止めてほしいです
大田さんへインタビュー
  • 当時、橋本政権でしたが押し付けがましいことはなかったです。ネクタイも外してざっくばらんに話しましょうと言ってくれました。今の安倍政権はただ押し込めばいいと思っているように感じます。もし、事件や事故が起きたら何が起きるか分かりません
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堀さんがリツイートしてくださったので、リツイートの嵐で驚いた。
いかに語られない歴史を減らすかが、現代人の役割りだと強く思った。