モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

へのこのパヤオ

外国特派員協会ジブリに出張して宮崎駿監督の会見が行われた。
宮崎さんは大量消費社会が嫌いな人なので都心に行きたくないと以前に聞いたことがある。
今回は恐らくそれを考慮して、このような形をとったのだろう。

宮崎さん自ら「なんでも結構です」と冒頭に言って、会見の構成は全て質疑応答の時間にあてられた。
本来、会見というのはこうあるべきだと思うが「手元に資料がないので答えられません」という会見を見続けている私には、それがいかに稚拙なものなのかを再認識させられた。

端的な感想としては、宮崎駿という人は全体的な流れを掴み取る才能が優れていると同時に、細部の表現力が秀逸な芸術家であるということが如実に表れた会見だった。個人的には引退会見よりも良かったと思う。

質疑の多くは現在の政権についての見解や日本の政治情勢、中国といかに日本は付き合うべきかというものだった。

簡単に要約する。

ヨーロッパ文明を世界の主軸と見た場合に日本は東の隅っこに位置しています。とれるものというのは米ぐらいぐらいのものだから、ひっそり暮らしているのが丁度いいんです。こんな地震と火山だらけの島で原発だなんて以ての外です。
幸いに島国なので大陸に見る領土や宗教による対立は少ないです。
中国は膨張せざるを得ない内圧を抱えていますから、武力で抑えるのは不可能なんです。
日本の抱える問題はいかにして長期的に中国をかわすかということだと思っています。
その為に沖縄という場所は日本と中国が貿易する場所になってくれればいいと思います。
いつかこの大量消費社会は終わりを告げるでしょう。その為に今何をすべきかを考えるべきです。
安倍総理は安保法制で歴史に名を残した素晴らしい人物になれると思っているのだろうが、全く逆の愚劣な人間として名を残すだろう。 

お・わ・り







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