モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

【解析】1月のトップツイート

この国の異様なところは恐るべき速度で人々が忘れ去ることだ。
一体、何がそうさせるのかわからない。
それを反面教師としつつ、自分のtweetを振り返ることにした。
ふだんTwitterのまとめははてなダイアリーの機能で記事にしてあるので、本来ならばそちらに書くべきなんだが、ダイアリーはスマホ対応していない。
書けねーよぅ。仕方なかとね。
んだば、1月のトップツイートをば。

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邦人人質事件については本当に衝撃的だった。
この国はテロリストの人質となった自国民を助けないばかりか、政府の自己弁護のための調査委員会だけで片付けるのだ。
官房長官は自ら、最初から取り引きをするつもりはなかったと公表した。
また、総理大臣はテロリストかどうかも分からないのに取り引きするわけがないというニュアンスで国会答弁をしていたが、これについてTBSの報道特集では人質の解放を担当したことのあるネゴシエーターに取材していた。
そして、ネゴシエーターはこう答えた。
「テロリストだとばらしてしまったら国家が取り引きしづらくなるので配慮していたのでしょう」と。
つまり、テロリスト側としては中立的な立場であった日本に対して、日本が表でファイティングポーズをとりつつ、後ろで交渉をしやすいように譲歩していたということだ。
また、ジャーナリストの常岡氏の話でも湯川氏はイスラム教徒なのでイスラムの裁判にかけた上で解放される見込みが高かったという。
それを踏まえて、日本は人質を解放するチャンスが2回あったにも関わらず、最悪の対応をした。
少なくとも公安が常岡氏と中田教授の渡航を止めなければ、湯川氏は解放され、後藤氏が捕まることもなかったはずだ。

政府はできる限りの対応をしたというのであれば、なぜ官邸を空にして選挙を行う余裕があったのだろうか?
選挙を行う金があるのに、人質を解放する金はないというのか?
冗談じゃない。

着物姿で記念写真を撮ったり、Twitterでクソコラグランプリなどというふざけた真似をしていた人間がいたことにも腹がたった。

この国はどうかしているのだと、正月早々、思い知らされたのだった。