モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

10月10日 僻地の医療

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05:32 長野県北部 10/2.3 ①


今日の報道特集で僻地の医療体制について取り上げていた。
内容は、かつて産業廃棄物の投棄に反対していた人々が年を取って、どんどん亡くなっていく小島の話。
人口減少を背景とした孤独と不安の中で、人間としてどのような最期を迎えればいいのかを問いかけるものだった。

島の人々から「うたちゃん」と呼ばれる看護師の女性は、もともと経済と官僚学を学んでいた人で、産業廃棄物の件で島に来た際に人々の温かさに触れ、この人たちの生活に寄り添いたいと思って看護師の資格を取得したそうだ。
率直に私は素晴らしい人だと思った。

人手不足の中でも医師とスタッフは献身的に働いているが、親病院の統合によって更に厳しい状態に追い込まれていた。

慢性的な人手不足と製薬会社の求める経済合理性を優先した医療体制の影響が真っ先に現れるのはこうした僻地なのだろう。
そして、経済的に余裕のない人間が死んでいく。

そんな中でも明るい未来を描ける人間は、笑顔に囲まれて最期を迎えるのだろう。