プロローグ
オベール司教
ザハ・ハディッド
佐野健一郎(フラグ建築士)…などなど
世界には数多くの偉大な建築家がいる。
彼らの創り出す創作物は特徴的なものばかり。
あまりに壮大なスケールを持っているが故に常人には理解できないことが多々ある。
最近の家ときたら、どれもこれも似たような家ばかりで、逆に景観を害しているのではないか?と思ってしまう。
(画像はモーニングショーより)
日本の財閥は解体されずに生き残り、悪いことをして金儲けを繰り返しているのが分かる図だ。
そのしわ寄せを食らうのが下請けで働く現場の作業員。
キツイ肉体労働を迫られるなか、給料は中抜きされてカツカツの生活を送らなければならない。
そんな環境の中で編み出された技法が「杭打ち」ならぬ「杭抜き」である。
ネットに出てる記事を読むと、基盤に到達した際の波形をコピペするというベテランの職人に似つかわしくない手抜き作業をしていたらしい。
もともと、日本建築というのは釘を使わずに木材だけで調和を保つという特徴がある。
それを踏まえると杭を打ち込まずにマンションを建てるということは伝統建築を受け継いだ形と言えるかもしれないと思ったら大間違いだ。
さて、そろそろ本題に移ります。
今回の企画は「例の物件を元に作ってみよう」というお遊びでございます。
ショッピングモールのすぐ近くにそびえるこのマンション。
はたして、住み心地はいかがなものなのか。
早速、私は見取り図を探す事にしました。
取り扱われていない。
姉歯建築の問題が騒がれていた時期の物件なので流石に完売してますよね。
それでも、図面を見つけることに成功しました。
↑このように3つのタイプがありました。
とりあえず線を引いてみることに。
見取り図を一口サイズにする
帖をm^2に変換して四捨五入すると中途半端になってしまいました。
分かりやすいように横6ブロック×奥行き11ぐらいですかね?
我ながら線が汚い…
また描いてみる。
だいたいの造りは同じですね。
玄関が狭そうな感じ。
3パターンあるから3棟12階建のマンションにすることにします。
左・中・右の並びの順番はなんとなくで決めました。
次回から作るパートです。