この世界はさ、本当は幸せだらけなんだよ。
東日本大震災後、ドキュメンタリーやフィクションなど、さまざまな形で震災を題材にした物語が作られました。
そうしたなか、震災復興チャリティーソング「花は咲く」の作詞や、映画『LoveLetter』『スワロウテイル』『花とアリス』などで知られる岩井俊二監督の最新作が、今週26日から公開されます。
震災後の日本をモチーフに、黒木華さん演じる幸せな結婚を果たしたハズの花嫁が、ふとしたキッカケで転落していく、現代版「不思議の国のアリス」のような物語。この作品を通して描こうとした日本の姿とは何か?
岩井俊二監督にお伺いします。
以下、メモです。
国内に目を向けると震災から5年、今日はベルギーで自爆テロがありました。不安定な時代ですね→パレスチナに行った時、現地のドライバーに「争いごとがなくなるといいね」なんて言ったら、「千年は無くならないよ」と言われました。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年3月22日
僕も堀さんと同じようにフリーランスでやっていますが、いくつかの要因が重なれば簡単に生活ができなくなる。だからって誰も助けてくれるわけでもないじゃないですか。若い頃はお金がなくて、限りなく金がゼロに近づいていく時に眠っていた野生が目覚めていく感覚とか。若い頃はありますよね。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年3月22日
SNSの繋がり方について→震災の頃に行方不明の友人を見つけてもらったり、花とアリス殺人事件ではネット上の絵師に協力してもらいました。一方で、顔が見えているからといって安心とも言えない。古いしきたりが攻撃してくるようなことを描いてみたんですけどね。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年3月22日
ネタバレ気味になってきますけど、些細なきっかけで前向きになれたらいいんですよ。少女の小さな成長かもしれませんが。今回、3時間あるんですけど、僕もなんだかよく分かってないんですよね。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年3月22日
靄がかかっていたと言っていたようですが?→それは震災前の5年間で「KY」なんて言葉が出てきた時期でした。本来もっと多様な価値観があっていいのに、同じ価値観であることを確かめて違う意見を排除していく。それを作家色強く「白い靄がかかった」と言いました。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年3月22日
かつてないほどの傷を負った母国で、日本を見つけようとドキュメンタリーを撮ったり今回の映画を撮りました。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年3月22日
「この世界はさ、本当は幸せだらけなんだよ」について→こっこさんに何か言ってもらおうと思って出てきた言葉です。こっこさんに感謝ですね。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年3月22日