安定の飯テロ、プライバシーを吸われる馬締
第二話では美味しそうな赤ワインが描かれ、辞書編纂という仕事の意義が語られました。そして、家に帰った馬締の前にセーラームーンが現れたーー
第三話は香具矢に声をかけられない馬締を職場の仲間が応援するという内容で、キーポイントは人と人を繋ぐのは言葉であるということです。
画像はポケモンGOをしてるわけでもないのに前を向いて歩けない馬締です。
第一話で同僚の西岡が動きすぎて不自然だと指摘したんですけど、馬締のリアクションが少ないから、西岡の対称的な性格を表現するためにも動きを大きく描いてるのだと考え直しました。
ただ、今回も腑に落ちないシーンがあるんですょ。
朝起きて頭をタオルで拭くシーン。
最初は手前の手が右回りで拭くんですけど、途中から左回りになるんですよ。
これが気持ち悪いんです←細けーよ!
背景のクオリティが高いから、動きに違和感があるよく目立つんですよ。
これは副作用というかなんというか…
もう一つは編纂作業の際に言葉をチェックするシーンの◎が機械的すぎやしないか?ということ。
馬締の几帳面な性格が文字に表れていると言えばそれまでなんですが、真円すぎる気がしますし、ホワイトボードの文字はちゃんと崩してるんですよね。
几帳面なのかそれとも機械的なのか、見方によって人格が変わってしまいますから文字は重要だと思います。
それと今回も飯テロは健在です。
ヒレカツorフィレカツの湯気と日本酒の照り加減が丁寧に描かれています。
「美味しそうに見せる」ってすごいですよね。これはアニメだからこそできる表現ですね。
ただ、ヒレカツ食ったのは辞書なんです。笑
ヤバくないですか? 肉食ですよ?
ホラーだなぁ、やだなぁ、やだなぁ、怖いなぁ。
あとは、西岡によって女性経験のなさを暴露された馬締に対して、荒木さんが一言言うんです。
頭で分かっている言葉と、実際に体験きた言葉は違うから、より多くのことに興味を持って辞書編纂をやって欲しいと。
生活に必要な最低限の時間以外の時間は全て辞書編纂作業に充てろと。笑
自分の個人情報は「大渡海」 に吸われる運命を背負った馬締。
香具矢の働く店に職場のみんなで行くこの感じがムズムズしますね。
例えば自分が香具矢の立場で、ほとんど初対面の人が自分の働く店に職場の人間を連れてきたら嫌じゃありませんか?
私だったらそんな海原雄山みたいな人嫌いですわぁ。バッドエンドでもおかしくない。
この会社ブラックなのかなぁ。
三話のラストは辞書編集部が無くなることを知ってしまった西岡と、自分の中にあるこの感情が恋であることに気づいた馬締が月を見上げるシーンで終わります。
だからって「同じ月を見ている」とは関係ないですよね。
エンディングの頭で言葉が出るんですけど、恋心に気づく瞬間の言葉が距離なんです。
距離と恋で韻踏んでますね。
この恐ろしく早いライム。ラッパーじゃないと見逃しちゃいますよ。
団長の手刀を見逃さなかった人とは (ダンチョウノシュトウヲミノガサナカッタヒトとは) ニコニコ大百科 スマートフォン版!