モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

不安と供給

ようやくドラセナの新しい葉が開いてきたというのに11月下旬の気温に包まれてしまった。コーヒーの木も、テーブルヤシも新しい葉が中途半端なままだ。

 

例えば、食事の時に規則正しく三角食いをして、ご飯もおかずも味噌汁も同じタイミングで無くなった時に少なからずの達成感がある。でも、同じタイミングでテレビや洗濯機や車が壊れた時に達成感なんてないだろう。

同じタイミングで目的を達成するからこそ達成感があるのだし、供給できるかどうか分からない不確かな生産を強いられると人間は不安になる。

 

植物は人間と違ってたくましい。

何をどうやって理解しているのか知らないが、季節を緻密に感じて生きている。

私の育てている観葉植物が咲き乱れる、或いは生い茂るかどうかは分からない。

前は不安だったが、今は植物だから大丈夫だろうという漠然とした理解がある。

このまま寒い日が続けば休眠するだろう。

心配すべきは私が供給できるかどうかである。