モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

12月5日 選択肢を奪われたことさえ知らずにいたら。

00-06 CBB

06-12 EHCCH

12-18 B

18-24 ×

 

B. 東北地方 -2-0-1-0=3

C. 関東地方 -1-2-0-0=3

E. 近畿地方 -0-1-0-0=1

H.九州地方  -0-2-0-0=2

合計回数      -3-5-1-0=9

 

01:01 栃木県北部        10/1.7 ①

02:48 宮城県沖            70/3.7 ②

05:43 福島県沖            60/4.0 ②

06:09 紀伊水道            20/2.9 ①

06:30 トカラ列島近海 20/4.1 ①

07:31 神奈川県西部    20/3.0 ①

11:21 伊豆大島近海    40/3.8 ②

11:52 熊本県熊本        10/3.6 ②

15:29 福島県沖           20/4.5 ②

 

 

ヒューマンエラーにより一時的に冷却機能を喪失するも地元自治体へ連絡したのは1時間半後だったことが判明|海老原いすみ|note

2016-12-05 質問パートのスクショ|海老原いすみ|note

 

もし、私が平穏無事な暮らしをする多くの人と同じように過ごしていたなら1Fで冷却機能が停止したのを知らずにいただろう。

短時間で復旧できたからいいが…

 

追及の甘い記者は時系列の概要だけしか質問しなかったが、本質は情報公開の姿勢についてである。ツイートにも書いたが、原発事故後に多く記者が「一次情報を出してくれ」「原発の生データを公開してくれ」と言い続けてきた。

事故直後の日隅さんや上杉さんもそうだし、木野さんも七尾さんもおしどりさんも宮島さんも、東京新聞の片山記者だとか、時事通信の中村記者、共同のオオタ記者、あと今はいないけど朝日のタダ記者だとか、毎日新聞の斉藤記者だとか、私が見てきただけでも多くの記者が東電の情報公開姿勢について意見してきた経緯がある。

それなのに地元自治体に連絡したのは一時間半後だったということをもっと深刻に受け止めるべきだと思うのだ。

不確定な情報を発信するよりもまとまった段階で公表したいというのが東電のテンプレであるが、原因は何であれ原発が冷却機能を失うというのは生死に直結する可能性がある。

だからこそ、アクシデントに区分をつけて優先すべき情報はいち早く公表するという努力目標を東電は設けたはずなのにそれをほとんど守っていない。

おしどりさんによると事故後、LCO逸脱事象8件のうち30分以内に情報が公開されたのは1件のみであるという。

これに対して、あくまで努力目標なのでカウントすることは重要と考えていないと回答したのは驚きだった。

東電はアクシデントが発生しても「〇〇があったが、現在は復旧している」という文章構成にしたいらしい。

ここで重要なのが『復旧しなかったらどうしたのか?』という疑問で、それを共同のオオタ記者が質問してくれた。それもツイートの通りだけども。

 

ある日突然、もう二度と自分の家に、住んでいた街に帰れなくなった人々が実際にいて、コミュニティが散り散りになってどうにか毎日を生きても差別され、恐喝される子どももいるわけで。

もし、自分が被害者だったらどう思うだろう?

今回の情報公開の姿勢はこれに唾を吐くような侮蔑的行為に思った。