今朝の夢はスーパーマーケットの鮮魚コーナーで、青いネットに入ったハマグリを見てる夢だった。
店内は電灯が消えていて、それでもレジには黄色いカゴを持った人々の列がズラリと並んでいた。
そんな中で私は、まるで水族館にでもいるような気持ちでじーっとハマグリを見ていた。
塩水を張った発泡スチロールの箱の中には、ハマグリの入れられた青いネットが幾つかあった。
身動きもできず、逃げることもできないハマグリ。
その中で、ブクブクとあぶくを吹いているハマグリに目を奪われたのだった。
呼吸で時たま泡を吹くことがあるが、そのハマグリは何かを話しているようにしか見えなかった。
だからじーっと見ていた。
慌ただしい人の流れの中で私とハマグリだけはじーっとしていた。