モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

10月24日 「砂の女」の新しい解釈に気づいた

00-06 HH

06-12 A

12-18 ×

18-24 G

 

A. 北海道地方-0-1-0-0=1

G.四国地方    -0-0-0-1=1

H.九州地方    -2-0-0-0=2

合計回数       -2-1-0-1=4

 

00:14 熊本県熊本     浅/3.1 ①

00:17           〃         10/3.4 ②

06:26 北海道東方沖 浅/5.4 ①

20:34 瀬戸内海中部 10/3.3 ②

 

 

 

また台風が来るという。

土嚢を置いたところで傷んだ斜面は再び地滑りする可能性があるので、早めに対策しないといけない。

引退しても夢や目標を掲げられるスポーツマンはすごいと思う。自分だったら確実に燃え尽きるわ。

暴発したら終わりだからなぁ。

強硬姿勢が非難されていたが、これが成功体験として世界的なベースになってしまわないかが気がかりだ。市街地戦は犠牲者も多いし、生活がままならなくなる。テロリストは現場に不満を抱く少数派を懐柔するのがテンプレだから、いかに政治が影を落とさないようにするかがテロの土壌を防止する。


原発にミサイルが撃ち込まれる想定はしない政府と、はるか上空のミサイルの危険性を煽る交通機関。本来ならば逆なのにな。

加計学園の監事やってた人も信任だ。


 

性暴力の問題に関してはどうにか伝えようという力が働いているように思う。

個人的にはもう一つ、伝えるべきではないかと思うのが東京五輪の招致買収疑惑に関するフランスの報道について。これについては伊藤さんの被害よりも記事が少ないと感じる。報道機関が五輪のスポンサーになってしまっているから、全く取り上げようとしないのは想像できたこと。ただ、今以上に海外メディアが追及の手を強めた時に日本国内のメディアが報道しないとすれば、それはかなり苦しいと思うし、報道の自由を自ら捨てていると言わざるを得ない。

そんなことがないようにと思う。

 

気づいたぞ!

主人公「同じことじゃないか。ここにいたって、いずれ、暮しらしい暮しはしちゃいなんだろう?」
女「でも、砂がありますから……」
主人公「砂だって? 砂なんかが、なんの役に立つ? つらい目をみる以外は、一銭の足しにだってなりゃしないじゃないか!」
女「いいえ、売っているんですよ」
主人公「売る?……そんなものを、誰に売るんだ?」
女「やはり、工事場なんかでしょうねえ……コンクリートに混ぜたりするのに……」
主人公「冗談じゃない! こんな、塩っ気の多い砂を、セメントにまぜたりしたら、それこそ大ごとだ。第一、違反になるはずだがね、工事規則かなんかで……」
女「もちろん、内緒で売っているんでしょう……運賃なんかも、半値ぐらいにして……」
主人公「でたらめもいいことだ! あとで、ビルの土台や、ダムがぼろぼろになったりしたんじゃ、半値が只になったところで、間に合いやしないじゃないか!」
女「かまいやしないじゃないですか、そんな、他人のことなんか、どうだって!」

これは今年読んだ本の中で一番面白かった「砂の女」のワンシーン。
私は「都市」と「疲弊する地方」の対比として読んでいたんだけど、神戸製鋼やら日産のデータ改ざんや隠蔽を踏まえて読み直すと、カーストの階層として違っても同じ社会であることには変わりがないことに気づく。
つまり「砂の女」というのは砂上の楼閣で暮らす一部の富裕層と、その下でギリギリと軋む家に住んでいる国民という社会形態を表している。そして国民はひたすらその悪に隷属する。『他人なんてどうなってもいい』と考える人間が多ければ多いほど、自分たちがぞんざいに扱われることに気づかない。
そして、精神的に自立しようとする人間は迫害され、砂の中で埋もれて死ぬのだ。
この小説は本当によくできている。
殿堂入りのレベル。ちょーやべー。