モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

11月19日 悪人−悪人=正義?

00-06 B

06-12 CH

12-18 C

18-24 ×

 

B. 東北地方 -1-0-0-0=1

C. 関東地方 -0-1-1-0=2

 

H.九州地方  -0-1-0-0=1

合計回数     -1-2-1-0=4

 

04:14 岩手県内陸南部 10/3.3 ②

10:10 茨城県南部        40/2.5 ①

11:30 熊本県熊本        10/3.1 ②

14:54 群馬県南部      120/3.6 ①

 

 

ノイタミナいぬやしきというGANTZを手がけた作者のアニメをやっていて、二話から見たり見なかったりしてる。

グロテスクな描写が多くて何を伝えたいのか分からないし、キャラクターが物理エンジンが雑なゲームみたいな動きをするから不自然に感じる。

が、しかし! 今週の放送は結構興味深かった。

一家を惨殺した主人公の高校生男子を捕まえるべく警察や世間が動き始める内容なんだけども、この中でフォーカスしているのがいわゆるネット上の『私刑』なんです。もう少し分かりやすい言葉でいうと「晒し行為によるプライバシーの侵害」。

匿名サイトのユーザー達が主人公の住む住所をフジテレビをもじった名前のテレビ局に送りつけて、突撃取材の結果、主人公の母親が自殺をする。

復讐心にかられた主人公は逆探知して、書き込んだ全てのユーザーを殺していくんです。

論理的に考えると主人公が犯した罪とネット上の私刑は別の罪なんだけど、無理やり連立方程式に落とし込むと、主人公の復讐シーンが痛快に見える瞬間がある。

「これはダークナイトだなぁ…」と。

正義の味方が悪人を裁くよりも、悪人が悪人を裁くほうが面白いというのは何故なんだろうか…

北野武の「アウトレイジ」もそうだ。

シンゴジラ」もそうだ。

おそらくアメリカ大統領選でトランプを選んだ有権者の中にも同じように破壊を望んだに違いない。

カーストの上位で威張り腐ってる奴らの上に破壊神というカーストができたとしても、最下層の人間はさらに下に落ちている。

それなのに痛快というのは、自分にはできないことをしてくれる存在との間に「破壊」という利害一致があるからなのだろう。

 

聖者+聖者=腐敗

悪人−悪人=再生

 

再生し続けてガン細胞ができ腐敗する。

それを破壊して再び再生するのと同じ構図か。