無敗の男
🎤毎週火曜は #フリースタイルダンジョン!
— AbemaTV@今日の番組表から (@AbemaTV) 2017年12月12日
神バトル続出のSEASON4-REC5が始動するぞ🔥
圧倒的な強さを誇る2代目モンスターたちが窮地に…😓
今回は2回目の参戦となる"京都からの刺客"が登場‼️
テレビ朝日で今夜25時26分から、AbemaTVでは深夜26時から無料放送!
詳細▷https://t.co/Etsy5ljb6g pic.twitter.com/o2fAQKwMNe
押忍マンさんの回、以来の感想記事になります。
これは見てる側の要求が高いせいなのか、そんなに面白く感じない回があったり、もう一試合あるかと思ったら判定でチャレンジャーが不完全燃焼に終わることがあり、書いたところで見れば分かる事は書かなくていいと思って書きませんでした。
しかし、今回はFORKさんがとても深みのあるコメント&ラップをしていたので、これはぜひ残しておきたいです。
今回のゲスト審査員はMellowYellowのKINさんです。(よっ!フリースタイルのパイオニア)
【放送後記】「日本で一番早くフリースタイルを始めたのは俺たち!だが……」2016年7月9日放送
動画じゃないと伝わらないので割愛します
まず初戦は、以前に「関西ローカル」として3on3に出ていた歩歩さんがソロで登場しました。迎え撃つのは輪入道さん。
結果はといえば…
ご覧の通り、チャレンジャーとモンスターがステージ上で寝そべっているという今までにないダイナミックなバトルになりました。ジブさんもゲラゲラ笑い、モンスタールームも笑うしかない展開。
踏んでボケてアンサーする輪入道さんの器用なことったらないです。
これは動きを楽しむものなので、ブログでは処理できません。笑
気になる方はぜひ動画で見て下さい。(あと前回の放送のゲストライブでGADOROさんと歌ってた『真っ黒い太陽』カッコよかったです)
エントリー No.1
そして、今回から山下新治のオーディションの最終審査が行われるようです。
選りすぐりの5人の中から、まず紹介されたのが秋葉原からやってきた「MC Wood」
女体化した般若さんを描きます!(サラサラサラ〜)
ジャン!(アピール終了)
おっ、おう…
MC D96現る
続いてのチャレンジャーはD96
迎え撃つのは無敗のタカくんです。
FORKの強さについて
玉露さん「ソロ活動をしてないところだと思うんですよね。ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨けないように、FORKっていう者は俺とKITでしか磨けない。って言うとちょっと格好良すぎるのかなぁ」
KITさん「FORKはよく『姓はICE BAHN』って、要所要所で言ってくれていて。あれ玉露のリリックなんですけど… まぁ、本人には言うなって言われたんだけど」
FORKさん「へへへへへ…(ヒゲを触りながら照れる)」
KITさん「でもそれぐらい、大事に考えてくれているんだと思ってます」
FORKさん「俺の負けはICE BAHNの負けだと思っているし… まぁ、いつか負ける時はもちろん来るんだろうけど…」
玉露さん「来ないよ」
FORKさん「フフッ…笑 行けるところまで行くって感じですかね」
ROUND1
映像が終わり暫しの静寂。
会場の雰囲気はモンスターのホームゲーム。それを打ち破るためか、挑戦者は先行をコールし会場を煽る。
トラックは「真っ向勝負(feat.MC☆ニガリa.k.a.赤い稲妻、KOPERU、CHICO CARITO、晋平太)/KEN THE 390」
D96)ここじゃ要らないガイド本
拳よりも握るのはMicrophon ハハッ
最高峰 ハハッ
I don't know ヘヘッ
FORKの強さ俺は知らないぞAh〜 今日も会場盛り上げて ここまできたって事
どこまでいけるかの挑戦
俺の翼でFly どこまでもHigh
問いかけた What is your happiness?
FORK)はっきり言って 俺もお前の事は知らねぇ
だがな 余計な情報はいらねぇ
俺が知りたいのはお前に本当に知るだけの価値があるかどうかだ
分かるか? どっちの勝ちかじゃねぇ
どっちに価値があるか 分かってる奴はそこを見てるはずだ
上辺じゃねぇ 底だ 証明する言葉
ここが俺の仕事場だ
D96)Nothing a key 何だっけ? 涙流してGame
負けた時だって 勝ち負けよりも考えた幸あれ
それだけでしょ 幸せを掴みに行くために俺はMicrophonここで持ってる
保ってる自分のフロー ここまでもフロー
俺はいけるぜ 証明するだろう
I'm D96 今日もD 最高潮 億万の細胞
才能はないけど 俺は最高
FORK)全く入って来ねぇよ こいつの話
客は棒立ち まるでカカシ
見てるとなんだか俺の方まで悲しい
お前はまだまだ剥けてない蛹
形より中身 人は鏡 見据える高み
ヘッズは興奮して前屈みだよ
見た目じゃねぇ 俺は中身がオリジナル
俺が勝ってまた深夜2時になるぜ
UZIさんの「終了」というアナウンスの裏で、観客席から出川哲朗ばりに「ヤバイ!ヤバイ!」と連呼する声がちらほら
判定ーー
チャレンジャー0:5モンスター
クリティカル
せいこうさん「短い単位でD96は色んな攻撃を仕掛けていて、それに対してFORKはゆっくり構えていて、全部が物語になってるやつで、最後は『2時になるぜ』でドーンといくっていう。
設計図の書き方で、さすがFORK校長先生がいっちゃいました(クリティカル勝利してしまった)けど、僕はもうちょっとD96を見たかったですね。
私はDOTAMA先生とAceさんのラジオでD96さんがバトルしていたのを聞いたことがあるんですが、声がしまっててカッコいいなぁと思ったのを覚えています。
このバトルだと「俺の方がお前より強い」というスタンスでありつつ、「幸せになるために戦い続ける」という優しさのが同居しています。登場した際の動画でも好青年として紹介されていましたが、カッコいいのに役に徹しきれない部分がマイナスの印象を与えた気がします。
最後のバースを見ると分かるんですけど『才能は無いけど俺は最高』っていう、自己否定を肯定してはいるけど、明確なメッセージではないんですよね。
エミネムなんかも「自分はこれでいいのか?」っていう内心を吐露するラップをしてますが、バトルのフィールドでは難しいですね。
例えば、漫画ワンピースの主人公であるルフィが啖呵をきるシーンで「おれは泳げないし、地図も読めないし、剣も使えないし、ウソもつけない。でも、お前に勝てる」っていう台詞があるんですけど、その点でD96さんは最後の説得力に欠けたのかもしれません。
そこをすかさず突いたのがFORKさん。
「蛹」は「俺の翼」へ対応していて、「形より中身 人は鏡 見据える高み」で「自分自身を見つめ直して価値を高めろ、それがオリジナルだ」と言っているわけです。
D96さんにアンサーしたその後に、会場の情景とテレビの前の視聴者の時間に触れて、「オリジナル」と「2時になる」で踏むっていう…。
韻の踏み方はシンプルだけど、視野が広いから言葉の進展性に厚みがあるんですよね。これは会場で「ヤバイ、ヤバイ」と連呼してしまう人の気持ちが分かりますねぇ。
FORKさんの2本目、観てる方が呼吸すんの忘れるぐらい踏んでる。
— 呂布カルマ (@Yakamashiwa) 2017年12月12日
歩歩はいつ会っても最高。それをそのまま受けて上回った輪入道が化け物過ぎるだけ。D96だって相手が悪かっただけ。
— 呂布カルマ (@Yakamashiwa) 2017年12月12日
すぐに負けてしまったチャレンジャーも、名前で検索してyoutubeとかで作品にまで触れてあげて欲しい。そっちで本当のジャッジをしてあげて下さい。 pic.twitter.com/89UHFpGzyB
エントリー No.2
マジシャン SHOWさんはテンパりすぎて「2代目般若になったら」と言い間違え、「鳩を出すはずがウサギが出ちゃった」というマジックも風船が邪魔で見えないというパフォーマンスを披露。
一体、どこまでがネタで、どこからがマジなのか分からないまま、わちゃわちゃして終わりました。笑
5人全員が紹介され、2代目山下新治が決まる頃には来年になっているでしょうね。
今回の感想はここまでです。
それではよいお年を〜ノシ