JAM THE WORLD : J-WAVE 81.3 FM RADIO
夜8時台には、ニュース・スーパーバイザーとして、水曜日は安田菜津紀(@NatsukiYasuda )が登場!今夜は「精神科はどんなところなのか、精神科医の役割とは?」、マルチクリエイターのいとうせいこうさんにお話を伺います。#jwave #jamtheworld
— JAM THE WORLD (@jwavejam) 2018年5月9日
本日の #jwave #jamtheworld に、ゲストはいとうせいこうさん @seikoito .
— 安田菜津紀 (@NatsukiYasuda) 2018年5月9日
前回は『「国境なき医師団」を見に行く』について伺いましたが、今回は『ラブという薬』について。ご登場は20:20頃より。よろしければぜひお聴き下さい。
J-WAVE『JAM THE WORLD』にこれから出ます(5/9 20:20くらい)。生放送。前回の『「国境なき医師団」を見に行く』に続いて、本日は『ラブという薬』について。安田菜津紀さんが興味を持ってくれました。
— いとうせいこう (@seikoito) 2018年5月9日
以下、ツイートメモです。
安田さん)お久しぶりです。あの時は『国境なき医師団を見に行く』を発売されたばかりでした。『ラブという薬』はお茶を飲みながら読めて人に薦めたくなる内容ですね。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2018年5月9日
せいこうさん)精神科に行かなければならないというハウツー本ではなく、僕と医師が診察室で語っているままの事が書かれています。
→共著の星野さんとのキッカケは?→彼は口ロロのサポートギターをしている人で、ミュージシャンであり医師なんです。僕自身、鬱やパニック障害を経験しているのでどこかで相談したかったんだと思います。でもそこから星野くんに話しかけるには時間がかかりました。日本では本当にハードルが高くて…
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2018年5月9日
→海外では気軽に相談しに行けるかもしれませんが、日本で精神科に行くと言ったら「大丈夫?」ってなりますよね。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2018年5月9日
→弱い人間だとか、自分に負けたという気持ち、「薬を飲んで治すなんてダメだ」なんて良くない国民性ですよね。
簡単に言えば、保険の効くお医者さんなんだから捻挫したら湿布を貼ってもらう感じで、今の僕からすると相手が門戸を開いているのに行かないなんてナンセンスだと思います。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2018年5月9日
→中でどのような事が行われているのかが分からないという方もいると思いますがどうでしょう?
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2018年5月9日
→昔のフロイトのようなものではなく、どうしました?とポツリ、ポツリと会話をする『インスタントな親友作り』だと思います。
精神科医は確信を知りたいから、悩みに水を向けてくれて、守秘義務のある親友ができるわけです。友達だと「頑張ろうよ!」って言っちゃうけど、精神科医は言わないし、それを上手くずらして客観的に自分を見せるのが仕事なんです。治療を2人で作っていくんですよね。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2018年5月9日
→解きほぐしながら確信に迫っていくということですね。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2018年5月9日
→星野くんは「どうしたいですか?」って意見を聞いてくる時もあって、落ち込むという事が悪い事だけではないと考えたりする。1ヶ月ごとに通ってるんですけど、何かあった時に彼は何と思うだろうと思ったりして、まぁマッサージですよね。
僕の主治医は何をしてくれているかというと、全精力を注いで僕の話を聞いてくれている。解決策は個人が探っていくもので、聞いてくれる人がいるということで僕の悩みは小さい事ではないと思えるんです。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2018年5月9日
→Twitterは『べき論』のぶつかり合いだと書いてありました。「1分待つ」という機能は私もそう思ってました。友人に人間の怒りは6分持続しないと聞いたことがあります。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2018年5月9日
→自分は大切に扱われているとか、微笑んでもらえていると思える事が大切で、数値化された中で一人一人がハイパフォーマンスを求められて、心を聞いてもらえないのはキツいですよ。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2018年5月9日
→行こうか迷っている、悩んでいる人にかけたい言葉はありますか?
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2018年5月9日
→行っちゃえばいいと思う。自分が行くことで「あなたも行っちゃえばいいじゃん」って言えるから。もう一つは医師が合わないということはあるから、セカンドオピニオンとして『別の親友を見つける』ってことがあっていいと思う。
→一人一人の心が石のようだと満員電車ではカチカチとぶつかり合いますが、フワフワしていたらゴメンねと言えますもんね。ご著書を読みながら優しい空間を増やせるかどうかと考えてました。ぜひまた #jamtheworld にいらして下さい。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2018年5月9日
→はい、どうも。
せいこうさんが出るということで耳をかっぽじって聴きました。聴いてるうちに、自分が最初に精神科に行った時のゾンビなった気持ちが蘇ってきました。(死にたいのに精神科に行くという矛盾に潰されますよね)
せいこうさんは国境なき医師団の取材をした事も大きかったと仰っていましたが、誰かが自分を必要としてくれる事がより大きなパワーになるんだろうなと感じました。だからこそ、医師という親友を必要とする事で相互作用が『ラブという薬』になるのだと。機会があればぜひ拝読したいと思います。
✳︎放送はradikoのタイムフリーで1週間の間は聴けますよ。