モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

今週のフリースタイルダンジョンどうよ…。

名探偵コナンじゃないですが、最近ちょっと「アレレレレ?」な展開が続いていて書く事もなかったんですが、今週の放送を見て「末期症状なんじゃないか」と感じました。

 

まずここまでの経緯として、2人続けてチャレンジャーが100万円を獲得してしまい、その後に初代メンバーが来る企画の時にDOTAMA先生が「誰も責任を取らないのは民間企業じゃあり得ない。クビにしたほうがいいんじゃないか」レベルまで言っていたと。それでバトルを終えた初代の総評として「毎週これぐらいやってくれ」「俺たちは応援してる」「自分だけ強ければそれでいいってわけじゃない」というエールとアドバイスを貰ったと。ここまでは良いじゃないですか。
で、その後すぐに息抜きの企画でバーベキューやり始めて、とろサーモンやら知らないアイドル?とかと遊び始めて、今回の収録でCIMA(途中で止めた)&SIMONJAPの2人にクリティカル貰いつつ、ラスボス登場させてお葬式ムードになるっていう…。
初代モンスターが出てきた意味も無くなってしまったし、これはちょっと見てられない感じになってきましたよね。
SIMONJAPさんもVTRの中でフリースタイルの流行が冷めつつあるから自分が出るって言っていて、つまりはこの流れを牽引してきた番組の低迷がシーン全体に影響し始めてるっていう事だと推測できる。
これは青ざめるしかないでしょう。
般若さんのコントも無くなってるし、本当に余裕がないぐらいまで来てるように見えました。

 

「何で勝てないのか?」って、ありとあらゆる人が考えてると思いますけど、2ターン制のバトルで初対面の相手に先攻で何をラップしていいか分からないまま終わるという問題は大きいでしょう。呂布さんやFORKさんはボースティングするスタンスなので適応できるかもしれませんが、やられたらやり返すようなタイプだと手数不足のまま終わってしまう。
だから先攻側はバトルの内容を設定するのがかなり重要で、もし後攻のアンサーがズレてたら噛み合ってないと審査されるので勝てますよね。まぁ、早い話が先攻がピッチャーで後攻がバッターなので、球種を揃えるしかないっていう。
「二代目は初代よりも強い」っていうスタートで期待値を上げてきたし、もちろん強いんですけど、でも見る側からするとモンスターとして出てるから強いのは当たり前で、この前提条件に「初代よりも強い」という言葉はあまり意味が無いですよね。最低限求められているのは何なのかというと「俺たちはどんなチャレンジャーにも負けないよ」っていうチームとしての機能。初代は負けない為にライバル関係であったR-指定とDOTAMAが手を組んで防いでいたという、悟空とベジータみたいな面白さがあったし、年末の口迫でもお互いに言いたい事が無くなってしまうぐらい仲間意識が芽生えた。何でそこまでやったのかというと「文化として残したい」っていう一点に尽きると思うんですよ。HIPHOPに恩返ししたいからやり切ったのだろうし、「俺たち以外にも凄いラッパーが居るよ」って二代目に託したんだと思います。
その反動として二代目は、持ち上げられたり、担がれたりされる分だけ負けた時の精神的なショックが大きいし、チームとしてまだ機能してないから個人の失敗をケアできずに潰れていく感じがします。それが負の連鎖に繋がっていて、(そういえば漢さんが酒を飲んでやってる裂固さんを心配してたね)これを止めるにはスキルアップするか、クビにするか、新メンバーを加えるかの選択になると思います。
個人的には新メンバー加入でチームとして機能するという流れが望ましいですが、チャレンジャー側に「何人集まろうと雑魚は雑魚」みたいな口実というか、アドバンテージを与えるキッカケにもなる。最悪なのは加入してもチームが機能せずに終わるっていう展開で、こうなったらクビにするしか選択肢は無いし、毎週100万単位で福沢諭吉が飛んで行ったら番組の継続も不可能になりますからね。何にせよ劇薬と安楽死の二者択一はキツイ。どうにかなりませんかね。

「冨樫との付き合い方がわかった」「好きなキャラは山王の松本」 般若×R-指定×背川昇のフリースタイル漫画談義 (1/3) - ねとらぼ

↑少し前の記事だけどコレ面白いから貼っとく。