エレンの誕生日はジャガイモ
明日放送される特番に関連して、PlayStation公式ブログに「幕末志士さん」の文字が…。https://t.co/17mnf5fGUa#幕末志士#進撃の陰さんとTAS郷さん
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2019年3月29日
『進撃の巨人』のゲームの新タイトルが発売されるというアナウンスと同時に、幕末志士というゲラゲラ動画の実況者も登場するという事で、私はとても楽しみにしてました。前日にはプレステ公式ブログにも番組の見所の一つとして「幕末志士さん」と書かれていました。西郷さんがMさんとキャッハウフフしてる間に、坂本さんを巡ってニコ動、任天堂、コーエー、プレイステーションによる熾烈な人材獲得競争が幕を開けましたね。(冗談)
当日はニコ生とYouTubeで配信されていて私はYouTubeで見ました。今もアーカイブで残っているのでリンク貼っときます。見てない方はチェックょ。
【梶裕貴/小林ゆう/幕末志士】『進撃の巨人2 -Final Battle-』発売決定記念生放送 - YouTube
番組の司会を務めたのは、圧倒的主人公梶裕貴さんとーー
サシャを演じる小林ゆうさんのお二人。
今作の注目ポイントに関してはプロデューサーの鈴木英生さんが紹介してくれました。鯉沼社長のファンは残念ですね。
新しい元号になるとか知ったこっちゃない! byエレン
当日はエレンの誕生日という事で、本人からも元気な一言がありました。(笑)
あと飲み会では「心臓を捧げよ!」を文字って「肝臓を捧げよ!」が合言葉になっているそう。
サシャからのプレゼントはサツマイモでした。
しかも生だったので食べられず、対処に困った梶さんは鈴木プロデューサーに丸投げしました。今思えばこの時点で何かあやしい雰囲気が漂っていましたね。(遠い目)
梶さん「今日やることの半分くらいは嫌なことになってます」
梶さんはプログラムを把握すると同時に「あっ…(察し)」状態になりました。流石です。
↑何これ? まぁ、今に分かりますよ。
↑今作はNHKで放送されるアニメ版でも収録していない部分まで収録されているので、声優陣もアニメに先駆けてこちらで内容を知ったという事があったそうです。
注目ポイントとして紹介されたのは、自分で夢の兵団を結成できる「碧外奪還モード」と新武器の雷槍、ケニー達が装備していた対人用の立体起動装置。
ゲームではハンジが雷槍を開発している部分を描いていて、コーエーテクモのリヴァイと呼ばれる開発部の平田ディレクター(ハードルが高いからやめてって本人は言ってた)が見せてくれました。
説明によると雷槍は特定の条件を満たした時にだけ貰える貴重な武器らしいです。ダメージが5万を超える場面があり梶さんが口をあんぐりさせていました。
↑エディットモードも充実していて、兵団名を人に言えないような名前にもする事ができるそうです。兵団のロゴを変更すると街並みも変化するのは面白いですね。
次に、紹介されたのは日常の風景。
↑窓の外を見ながら独り言(いつも言ってるあのセリフ)を呟くエレンの姿を見たハンジはエレンを弄り始め、リヴァイとアルミンが「やめたげて」と止める展開。ゲーム版ならではのやりとりです。笑
ここまではわりと平和なやりとりでしたが、ここから人類は小林さんの才能に恐怖する事になるのです。
↑メークインがビターンとなった後は『梶vs小林の巨人駆逐対決』のコーナーに移りました。
今作はライトプレイヤーでも楽しめるように□と△だけで巨人を倒せるアシスト機能を付ける事で技術介入度の問題を解決したそう。小林さんにはそれプラス平田ディレクターのリアルアシスト機能が搭載されました。
使用キャラクターによって性能が違って、エレンは攻撃が高めでサシャは狙撃が得意な設定。だけど、鈴木プロデューサーの考えで見せ場を作れるであろう梶さんが銃装備、小林さんがブレード装備でスタート。
正直、私はいつ幕末志士が登場するのだろうかと思っていたのであまり期待してなかったんです。でも、小林さんが超面白すぎてめっちゃ笑いました。
馬と会話する→どこに行けば良いのか分からない→巨人の股間がアップになる→ボツリヌス
この一連の行動を見ればお気付きかと思いますが、小林さんは本来であれば坂本さんがやるはずの仕事を自然とこなしたのです。幕末志士のファンである私でさえ「あれっ、これ幕末志士いらなくね?」って思いましたもん。(それと同時に、幕末志士はこれを上回るもっと楽しいものを見せてくれるのだと期待しましたが…)
↑銃に関してはブレードよりも爽快感を重視して作られていて、ワンサイドゲームにならないよう巨人にも新アクションを追加したそうです。弾数を考えた間合い管理が必要になるでしょうね。
↑コレは梶さんがガトリングを装備してるとこ。ガトリングは貫通が付与されていて、密集地帯に向いてるみたい。
結果は「小林 5体:10体 梶」で、小林さんの体感では20体だったので少なくてビックリしてました。笑
実は罰ゲームがあって、スタジオには3台のカメラが用意されていました。
小林さんは「サシャになりきって悔しさを表現する」という罰ゲームをやる事になり、「ぐぐぐぐぐー!」と頭を抱えて下を向き、とりあえず手元にあった台本に八つ当たりをするという予想の斜め上をいくパフォーマンスを披露しました。梶さんは冷静に「カメラ関係ないぞ」とツッコミを入れてました。
その後、暴走した小林さんはライトに頭を強打します。笑笑
↑なんだこの図はっ!笑
さすがに梶さんもカバーできない!
↑正気に戻ると、小林さんの前には無残な姿になった台本と痛みだけが残ります。教科書を忘れた子に自分の教科書を見せてあげるように梶さんが台本を見せてあげました。
ちなみに収録の途中で、ちょいちょい「ベリッ」って音が聞こえていたのですが、これは恐らく読み終えた台本のページを小林さんが破る音。進行を間違えないようにしていたのでしょう。
↑キタアカリより明かりにぶつかって来たほうが面白くなりました。
続いては小林画伯のコーナーです。
梶さん「これを見て本気で当てろと言ってるっ⁉︎ あっ、そうですか…」
小林画伯が描いた絵を梶さんが見て何のキャラクターなのか当てるという伝言ゲームなのですが、何やら様子がおかしい…。
小林さん「先ほどの台本はあとでちゃんと大切に…」
梶さん「台本はスタッフで美味しく頂きました」
小林さん「擦って頂いた方すいません」
役者は台本を大切にするという志を守る小林さん。破壊と再生を感じますね。
小林さん「それでは絵を…」
梶さん「リヴァイ兵長だと思ったんですが…」
左が画伯の絵、右がそれを元に描いた梶さんの絵です。
↑小さいグロテスクな何かを映し出す無慈悲なカメラアングル!
梶さん「今日も赤い液体を有難うございます。この点々はなんですか?」
小林さん「それはちょっと…」
✳︎小林画伯が何を描いたのか視聴者が当てた場合、サイン色紙がプレゼントされるのでまだ言えない
視聴者コメント「イモ、ゾンビ、奇行種」
スタッフ「意見が多かった、ハンジ、リヴァイ、コニーの中から『ハンジ』で!」
小林さん「正解はリヴァイ兵長です!」
梶さん「ほらっ!見てみろ!(スタッフに向かって)
両手にブレード持ってるだろ!」
小林さん「あ、違うんです。ロープです」
梶さん「違うの? ワイヤー?」
小林さん「あのイラストを見て描きました」
鈴木プロデューサー「これは逆手でブレードを持ってるんです」
梶さん「首のあたりのビロビロのアレ(スカーフ)があるでしょ? だからリヴァイだと思ったんですよ」
小林さん「そうなんです!梶さんとは通じが合ってる!」
梶さん「通じが合ってる?」
いやー。笑いました。
笑うしかありません。
それにしても、梶さんの洞察力の鋭さすごかったですね。ちなみに視聴者が「ジャガイモ」と間違えた点々は、リヴァイの刈り上げを表現したものだそうです。イラストを見て描いたのに、イラストには映ってない刈り上げを加えたところに小林画伯のクリエイティビティを感じます。
『利きジャガイモ!』
梶さん「何このコーナー笑 バターもありますけど、この番組は気を使うポイントがおかしいっ!」
↑「それではAのジャガイモから」と言って、Dをぶっ刺す小林さん面白かったです。「どうですか?」って梶さんが訊いても小林さんはずっと笑ってました。
↑新しい台本の上にイモが落下
小林さんはずっと笑いながらイモを食べてるし、鈴木プロデューサーは分からないと言うので梶さんは1人で考えます。口に入れた食感が固めだった事から、煮崩れしない特徴を持つメークインを選びました。
その結果、見事に正解! 視聴者5名にサイン色紙をプレゼントすることができました。
小林さん「梶さんって本当にお芋のアレですよね」
梶さん「?!」
↑カオスな空間のなかで、何とかコーナーを乗り切って商品紹介へ。
↑初回限定のヒストリアの衣装は再販しないということで、レア度は高いですね。
↑あと購入店舗ごとに限定衣装が手に入るそう。梶さんはミカサを選んでました。
↑他にもグッズが手に入るみたい。詳細についてはコーエーのサイトで公開するそうです。
↑4月中旬にはプロモーション用の動画が公開…。
ん? 動画が公開? あれっ? 幕末志士志士っていつ出んの?
って、みんな思ったと思いますし、私もそう思いました。
↑みんな幕末志士の事を忘れたままエンディングを迎えるのかと思いきや、ここで中継が入ります。(西郷のマンションではないと思われる)
↑番組側でこんな画面も用意してくれていました。
↑西郷さんと梶さんが会話している時に、時折「スーッ」という坂本さんの音が聞こえて、何言ってるのか聞き逃してしまいました。
↑鈴木プロデューサーは困惑しながら、坂本さんの活動休止について質問すると、坂本さんは休止を延長しているので今日は問題ないと返答しました。
皆んな坂本さんが何言ってるか分からないと思いますが、このように坂本さんも「わけがわからない」と思っているのです。笑
会話が進むと漢坂本の口から発売日である7月4日に実況動画の投稿が約束されました。
ええ…もちろん。先ほどと同じように、誰もが期限通りに動画投稿できないと思っているように、坂本さんもできるとは思っていないでしょう。ただ、それはクリオティに命をかけているからであって、投稿される動画は絶対に面白いという事を誰もが思っています。社運をかけるレベルでリソースが割かれた人気タイトルで、このハードルを越えるのはとても難しい事です。数日前、同じく北海道出身のサカナクションの山口一郎さんも歌詞のクオリティのためにアルバムの延期を発表していました。
サカナクションの新アルバム、6月に発売延期 山口一郎「歌詞に妥協できず」 - 音楽ニュース : CINRA.NET
坂本さんは「サカナクションだって延期したんだからボクも延期したって良いでしょうが!」と田中邦衛の口調で言うと思います。くにおシリーズの最終回については3月3日に公開と言ってたのに、延期に延期で時代も変わってしまいました。(あのゲームでオチをつけるのもかなり難しいですけどね)
結論:坂ちゃんが悪い
↑「僕ももっと早く登場すると思っていましたが、エンディングになってしまってファンの方々申し訳ありません。また機会があれば一緒にゲームできたらと思います」と、坂本さんの代わりに梶さんが謝罪していました。
アニメの主役を担当する声優さんですよ?
これはまた新しいアンチが生まれたんじゃないでしょうか。坂本さんの写真と西郷のマンションを特定しようと暗躍する人々が出てもおかしくないです。しかも立体起動で窓ガラス割ってきますから。笑
おわりに
ちゃんとゲームでしか出来ない事をやると同時に、より多くのファンが世界観に没頭できるようアシストを付けたのは良いと思います。小林さんの暴走と頭の回転が早い梶さんのコンビによって、とても楽しいイモの教養番組になっていました。幕末志士ナシでも放送事故が見れてよかったです#進撃2FB生放送
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2019年3月30日
番組の感想としては幕末志士が居なくても楽しめましたし、ぶっ飛んでる小林さんとそれをカバーしつつ軌道修正する梶さんのやりとりに何度も笑いました。
公開された情報もゲームだからこそできる部分だし、とくに技術介入度の問題でアシスト機能が搭載されたのは良いと思います。難しいのが好きな人は使わなければ良いだけですから、ここに選択肢が増えた事で物語を追体験したい人のニーズに応えてますよね。(分かりやすく言えば、富士山の一番下から登る人も五合目まで車で行く人も頂上に行ける事と、頂上まで登った時の感動は別という話で)
【幕末志士インタビュー】ゲーム『進撃の巨人』×幕末志士が三度目のコラボ! 西郷の極みプレイ再び? 漢坂本が語った実況動画の公開日!【ビーズログ.com】
番組では存在感の薄かった2人ですが、ビーズログのインタビューではテンション全開で語ってました。基本的に2人だけの世界で笑ってるだけなので、あまり内容はありません。記者さんも大変だったと思います。
この記事を読み終えて、幕末志士の登場時間が少なかった理由を考えると、実は西郷さんが原因の可能性がある気がしてきました。というのも、西郷さんは至近の放送で「バグハンター」って企画を放送してるんですよね。笑
社運をかけた開発中のタイトルがゲラウィルスに破壊されて、アシスト機能もボロカス言ってきたらたまったもんじゃありません。
実は西郷さんが悪い可能性あるわぁ。