特番がたくさん
元号が変わったり、ゴールデンウィークだったり、進撃の巨人が始まったりしてウチのハードディスクはパンパンの状態。1.2倍速だか1.5倍速だか分からないけど、早回しをしてどうにか消化。Twitterに書いた感想と合わせて書いておく。
羽生さんの登場>AIの登場
羽生さんの特番おわった。構成としてはAIの探索能力が加わって対策と競争の速度が加速するという話と、羽生さんがシーンに与える影響の大きさについて触れられていた。 pic.twitter.com/zgwYmwx7ly
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2019年4月27日
あと本編では無かったけど、スポットCMで羽生さんが「忘れる力」って言ってるのを聞いて、つい先日にウメハラさんがPUNKかりんに対して「自分の常識を捨てるのに苦労した」って言ってたの思い出した。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2019年4月27日
羽生さんがタイトルを失って、NHK将棋トーナメントで優勝するまでのドキュメンタリーと、AIを取り入れた新しいスタイルを織り交ぜた構成だった。
羽生さんという天才が居ることで多くの棋士が活性化する(せざるを得ない)というのがポイントで、AIは人間の先を行くことよりも、人間をアシストした時のほうが文化が発達する起爆剤になると感じた。あと、羽生世代の同窓会みたいな感じとか、羽生さんの事をどう思っているのかを森内さんとかにインタビューした映像は貴重だった。
巨大ハサミムシ
ダーウィン神回でした。クライマーさんが命がけで壊れやすい岩を登りサンプルリターンをして、ドローンの操縦技術を駆使してトラップを仕掛け、ヒゲ爺が身を挺して200匹の巨体ハサミムシにモザイク処理をかけたの感動。私はナイトメアビフォアクリスマスのブギーを思い出した。 pic.twitter.com/pTI1Jwsxs0
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2019年4月28日
以前に放送された「東京ロストワールド」の続編みたいな内容だったんだけど、今回はウミコオロギのライバルとなるハサミムシに焦点が当てられた。
放送前に番組のラテ欄を見たら「巨大ハサミムシ」と書いてあったので、どれくらいの大きさなんだろう?と思いながら見ていたら、大きさよりも物量で攻めてきたので笑ってしまった。
ドローンを使って設置したトラップを回収して、船上で開けてみたら200匹の巨大ハサミムシがウジャウジャいて、ウミコオロギが鋏で微塵切りにされているという地獄絵図だった。ハサミムシやウミコオロギを捕食する生物が居ないから、彼らは通常の2倍近い大きさにまで成長したのではと説明されていた。
すごいなぁと思った。
将棋フォーカス
初心者にも使える戦術だというから録画してみたんだけど上級者向けだった。 pic.twitter.com/nYdjF6CHvs
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2019年4月30日
尻とか金玉とかもうやめて!笑
植物に学ぶ生存戦略2
オオイヌノフグリというごくごく日常にありふれた植物さえ、山田孝之の狂気じみた目力と、放送コードとセクハラの綱渡りをするマゾヒストが合わさると、モザイクの必要ない生殖器であるというメッセージに変わる。オオイヌと言いながら小型犬の股間でボケてくるのも悪くない。 pic.twitter.com/3P1YEbIyvx
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2019年5月2日
チューリップに至っては交配を避けるために球根という形でクローンを作ると紹介した後、北朝鮮の人たちはチューリップを真似ているという軍国主義や優生思想を想起させるようなブラックなボケを言い放ち、童謡のチューリップを引用してお互いの綺麗な部分を認め合おうといい感じに終わらせた。ズル笑
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2019年5月2日
狂ってるわぁ。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2019年5月2日
今回は梅の花とオオイヌノフグリとチューリップについて説明された。
まず出オチで、山田孝之のようなおじさんの群れがカメラに映し出された。梅の花はポリネーター(受粉を媒介する存在)を多く惹きつけるため、ダミーの花を咲かせているという説明の一端なのだが、このおじさん達がギリギリセクハラになるかならないかぐらいの発言を女性アナウンサーに浴びせかける。
こんなん奇形のケルベロスですよ。エロベロスです。エロベロス。笑
しかも、オオイヌノフグリなんて大型犬じゃなくて、小型犬のダックスフンドの睾丸をフリップにする悪ふざけしてたからなぁ。チューリップの北朝鮮とかさぁ…笑
次回も期待してしまう。←
その他の番組
アベンジャーズは米倉涼子の吹き替えが浮いてた。俳優と声優は別の職業なので仕方ないんだけど、キャスティングする側はそういう付け焼き刃で本当に良いんだろうかと疑問に思う。
今でこそエンドゲームがタイタニックを超えたけど、版権の問題でウルヴァリンもスパイダーマンもいないマイナーなヒーローを集めたところで当時は認知度が低かった。だから芸人と俳優を起用したんだろうけど、コレジャナイ感は否めない。
内容に関しては面白かったし、人間ばなれしたヒーローの苦悩と、怪物と戦わなければならない人間代表(ヤムチャやクリリンと表現したほうが分かりやすいね)の焦燥感が描かれていて良かった。
ただ、アイアンマンが活躍しすぎている気がするし、マイティソーやビジョンみたいな神的な存在と肩を並べるのはインフレしすぎてはしないかと思う。まぁ、さらにインフレしたサノスっていうイケメンが居るので別にいいんだけど。
あと「進撃の巨人」は良かった。
これまでのおさらいみたいな変な構成は一切なしに、前回の続きからスタートした。
ジブリの鈴木さんが「もののけ姫」で説明もないまま「祟り神だ!」って、いきなり言われても見る側は分からないから物語に引き込まれるって話を以前にしていたけど、今回の「進撃の巨人」も最初からクライマックスみたいな感じで視聴者を惹きつける引力が強かった。まさか、小林ゆうさんが奇行種だなんて事も忘れるぐらいに。
進撃の生放送の感想(芋と謝罪とゲラウィルス) - モブトエキストラ
こうやって感想を書くと、いかにNHKがコンテンツに恵まれているのか、いかに自分がバラエティ番組を見ないかが分かる。そんな感じょ。