前回の続き
ライムスター宇多丸、大腸憩室炎「快復」で退院 今週中にも復帰 | ORICON NEWS
【ナレーション】
幼馴染みの毛利蘭と遊園地に行ったライムスターの宇多丸さんは、黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃し、背後から近寄ってきたTBSアナウンサーの宇内梨沙さんに鉄パイプでこれでもかこれでもかというぐらいに必要にスネを殴られ、気付いたら大腸憩室炎というお腹が痛くなる聞き慣れない病気にかかってしまい、Mummy-DさんとDJ JINさんは手分けをして宇多丸さんのパートを割り振ってどうにかライブをこなして「宇多さんがインフルエンザで休んだ時もこんな感じだったなぁ…」と、スケジュールをパンパンに詰め込む事務所のブラックさを嘆いていたのでした。
一方、その頃フリースタイルダンジョンは佳境を迎える…。(ええ、8割嘘です)
ラストバトル
先行はpeko&晋平太チーム
トラックは「RAP GAME/SALU」
peko)UMB B-BOYPARK ずっとステージの下で見てきた 追ってきた背中
今日は最後 勝利で飾る
追う者は追われる者に勝る
晋平太)ICE BAHN MS 妄想族
俺ら狂ったのアンタらのせいだ
スーパースター 漢に般若
それとZeebra FORK
それからファンに感謝
漢)とうとう来たなこの時が
テメェのこめかみで引くトリガー
乗っ取るのはこの俺だ
これが新宿エリア 目には目 歯には歯だ
FORK)間違いねぇ 狙ってるこめかみ
お前の小手先のライムじゃ俺達は超えられない
途端に圧倒的な差をつける
peko 晋平太 いつまでも寝言言ってんな
晋平太)この程度の距離が俺の引いたトリガー 俺の心残りが
心の距離が止まって心の氷が溶けた その瞬間
順番待ってられねぇ ブラックモンスター
peko)そうだこの瞬間しかアンタ達に勝てる瞬間ねぇから 負ける訳にはいかねぇんだよ
アンタらに狂わされたその分 狂わせてやっからしっかり聞き取りな
般若)おい ちんぺいた ごめん 晋平太
お前 100万取って今まで一体何やってんだ?
お前 見ないよ
お前もLick-Gもニガリも何処にもHIPHOPシーン見ないよ
漢)つまりはお前らにとって最大のピンチ
今から公開処刑ここではリンチしてやるぜクソ【コンプラ】
さっさとかかって来いよこのチビ
晋平太)見てくれないから見に行った武道館
嘘はつかん 新しい瞬間の予感
俺達はやられちまった だけどお前ら3人に勝つのが今日の俺達のスローガン
peko)スローガン掲げて アンタの前に立つ
アンタの武道館むっちゃくちゃくらったぜ
それから漢さん アンタにもくらわされた
だから最後俺達がハードパンチャー
FORK)ダッセェよその芝居じみた熱さ
お前の二枚舌には誰も期待しない
フリースタイル やり方は自由
だがな ヤバけりゃ一流 ダサけりゃ二流
般若)武道館 そうだ 俺もお父さん
フロウは関係ねぇよ 下手すりゃこれも浮浪者
漢)俺ならいつでもSmoking everyday
3人揃って凄くえげつねぇ
判定ーー
5-0 ストレート
(カメラさんが一瞬映したベストショット)
(泣いちゃうジブさん)
(漢さんが「俺がまくのはポリスと【コンプラ】だけ。あとファブリーズもだ!」と言って、爆笑するモンスタールーム)
LiLyさん)この会場に居れた人と同じようにスゴくラッキーだなと思うぐらい熱い試合で、ただ晋平太さんとpekoさんに持っていかれるかもと最初のほう思ってたんですけど、「とにかくあなた達をもの凄くリスペクトしているから負けられない」 その事が言っている事の8割を占めていたというところで、ダンジョンモンスターのほうはキチンとdisも入れたりとか内容の濃さ、細かさが多かったかなぁと思います。ただ、素晴らしく格好良い試合でした。
せいこうさん)HIPHOP史の何十年かが、この90秒ぐらいにあったなぁと思って、物凄く…なんかこう、たまらないものがありました。
何より素晴らしいと思ったのは晋平太とpekoが物凄くかかっていくほど、彼らの力が余計に前に出てくる事。だから晋平太とpekoがあれだけ良いラップしなかったら、あんなに凄い壁みたいな3人が出てこなかったっていう。
それを見れたのも凄い良かったし、壁になったこの人達の歴史の凄さっていうものを凄く僕は感じて、次の時代を作っていくんだなぁっていうふうに思いました。
結果発表!
個人戦、チーム戦合わせてダンジョンモンスターが見事防衛。
ただ、DOTAMA&崇勲チームが機能不全を起こしたまま終わってしまったのは勿体無かったですね。バトルというか漫才とかギャグを柱にしたパーティ型のコンセプトでやっていたので、面白いけど浮いてるみたいな。崇勲が「負けたから楽屋に帰りにくい」って言っていたのは恐らく本心。笑
でも最後までダンジョンとブラックのポイントが並んで、ラストまで勝敗が分からなかったわけだから結果良ければ全て良しに感じます。視聴者としては、DOTAMAさんのチーム分析は試合の見どころが分かりやすかったし「負けるんかーい!」ってオーソドックスなツッコミを脳内でしながら見てました。
般若さん)人生初タッグとかトリプルを経験しました。本当に人とこうやってやったのが初めてなんです。
喋るのも久々でした。ありがとうございます。
ちょっと今日、何点か僕のほうから言いたい事がありまして…。
本日をもって、僕はラスボスを降ります。これはちょっと、いつの日か決めていた事です。マジです。本当にありがとうございました。
漢さん)ありがとぉぉー!
般若さん)じゃあ次、誰がラスボスになるのか。
これはフリースタイルダンジョンです。そのラスボスになる人と、俺は自分のMCバトルという現役を最期一度戦ってみたい。
僕は今まで9回戦ってきました。9っていう数字はどうも半端な数字だなと。じゃあ10回戦ってみよう。これで本当の本当に般若はMCバトルとしてもう引退です。
なので…R-指定くん!
この顔である。へへへ
先週の終わり方からして、般若さんが引退する事は予想できたけど、実際に本人の口から「引退」の二文字が告げられると、会場は水を打ったように静かになった。その時、漢さんが拍手をして「ありがとぉぉ!」って言ったから変な空気にはならなかった。そこに仕事仲間としての連携というか、友情を感じました。
バトルの内容に関してはSAM&IDチームに負けた時に漢さんが「俺のせいで負けた」という事を言っていたけど、最後のFORKさん→般若さん→漢さんのマイクリレーが見事にハマってカッコよかったです。
そして引退と同時に発表された、新たなラスボスがR-指定さん(以下モジャモジャ)というサプライズ。
誰もが認めているし、今回の呂布さんとのチームも無敗という結果なわけでラスボスとしては申し分ない。
ただ「初代モンスターの引退は何だったんだ?」という口実をこれから来るであろう挑戦者に与える事になりますね。(CIMAさんだったかモジャモジャに「いつまでおんねん」みたいな事を言ってたし)
さらに問題があるとすれば『輪入道さん→FORKさん→呂布さん→ボーボボ』っていう布陣が強すぎる事で、挑戦者がラスボスまで辿り着けなさすぎても、逆にこの布陣が突破されても番組が終わってしまうのではという一抹の不安です。
何にせよ次週は目が離せません。
これは事件ですね。