【新作】恐竜の化石を発掘!!閑古鳥が鳴く博物館を甦らせる経営シミュレーション『ボクと博物館』 [ファミ通App]
ドット絵のアプリを探していたらファミ通さんのサイトで恐竜を発掘するアプリを発見しました。
『恐竜』というのはキラーコンテンツで、西洋風にドラゴンと言ってみたり、ディノなんとかと言ってみたり、現在に至るまで様々なゲームが出ています。
サイトの情報によると、化石を発掘して博物館に展示するという内容みたいです。
シャベルで掘って、村のいたるところに化石を投げ捨てておいて、フリーマーケットの時期になったら、家の中に展示して住民に売り付け、展示場所に困った住民がリサイクルボックスに捨てた化石を拾って再び売り付ける。どうぶつの森で鍛えたこのテクニックを携えて、私はオンボロ博物館の復活に着手したのでした。
ダイナソー小林が言ってたやつだ!
まずはオープニング画面です。
言葉を使わずにゲームの内容を小さなキャラクターに説明させるというのは、結構難しいと思うのですが、ゲームのタイトルとユーザーの理解力とで補足していますね。スタートの時点で制作者とユーザーの共同作業が始まってるところにダイナソーを感じます。←自分でも何言ってるか分かりません
ゲーム性に関してはサイトに書いてあった通りなんですが、分かりやすく言うと「スクラッチくじ」です。ハンマーの破壊力と叩ける回数、あと利益率?は強化できます。
発掘した化石の完成度が低いとお客さんはクエスチョンマークを出したり、完成度が高いと満足度してくれます。
これは一体目の化石が完成したシーン。金色に輝く演出がダイナソーっぽい。
化石が完成させて展示スペースの台座を作ると、次の発掘ポイントが出現します。このドット絵の感じにMOTHERっぽさを感じるのは私だけでしょうか?
ドコドコ砂漠で誰かが落としたコンタクトレンズを探して敵に全滅させられた記憶が蘇ります。命とコンタクトレンズの価値が吊り合わないし、アキュビューの存在を教えてあげたいです。
このゲームでは基本的にお金が行動力なので、利益率をあげて次にハンマーの破壊力と回数という順で強化していきました。
完成するごとに図鑑が埋まっていきます。RPGのドロップアイテムやマッピング作業もそうですが、どうして不明な部分を埋めていく作業は面白いのでしょうか。知的好奇心と順番どおりじゃないと気が済まない呪いのダイナソー。
そして、最後の台座の大型恐竜の化石も完成。
「ケツァルコアトルス」っていう恐竜が居るなんて初めて知りました。マヤ文明の絵に描かれてるものと同じものでしょうか?
そしてここで隠し要素。
ケツァルコアトルスを発掘中に謎の化石を発見。この化石のパーツがとても小さくて、ハンマーの破壊力と回数をマックスにしても見つけ難い…。(前半は二本指で画面をタップして、後半は化石がありそうな部分をタップするのがコツ)
骨が折れる作業でしたが復元に成功。
↑完成した棒状の部分がラストの恐竜の一部というドラマチックなデアゴスティーニな展開が楽しかったです。
ようやく完成した恐竜の名は「スピノサウルス」
【夏休み子ども科学電話相談 170804】「ティラノサウルスとスピノサウルスはどちらが強い?」恐竜ガチ勢少年にダイナソー先生がついに「参った!!」 - Togetter
「ダイナソー小林が言ってたやつだ!」と思ったのは私だけではないはず。
この作者さんはこのドット絵を描くためにどれだけ恐竜を観察されたのでしょうか。骨のカッコよさを感じます。
チマチマやって5日ぐらいでクリアしましたが、今後のアップデートでまた種類が増えていくそうです。
恐竜が好きな方も楽しめると思いますし、博物館を訪れる人々のデザインの多さであったり、ライトアップされてテカる化石の象牙質の色の感じとか、ドット絵のクオリティも高かったです。