モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

やたら銀座に行くことを勧める医者

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昨日は通院日だった。

暑さがだいぶ和らいだので、以前のように大量の汗を流さずに済んだ。
待合室は空いていて、自分を含めて4人ぐらいだっただろうか。
そのうち診察室から男性が出てきたのだが、自分の着ている服と色づかいがカブっていて、なんとも言えない雰囲気になった。空いているのが仇となった。

医者からは「涼しくなってきたので積極的に外出をしてみましょう。銀座とか秋葉原とか」と言われた。
この医者はやたらと私に銀座を進めてくるが、銀座をブラブラするような金銭的な余裕はない。
行ったとしても帰りの電車代がない私に「腎臓を売らないか?」とヤバイ男が声をかけてようやく帰れるぐらいの状態だ。
「消費行動で快感を得る」というのは経済的な体力がある人間だからできることである。(ギャンブル依存性ならば別だが)

他人からの意見に耳を傾けることは重要であるが、現実的に考えて不可能なことを考えても仕方がない。
テレビでは「秘境」と紹介される地域であるのだから、有り余るうえで喪失感のある人間の悩みとは違う。

健常者は憲法に記載されている「生存権」を欲しがるが、うつ病は「死ぬ権利」を欲しがるものだ。
銀座に行けば買えるのか?