モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

ウチのネコかと思ったら人ん家のネコだった。

ドッペルゲンガー - Wikipedia
ドッペルゲンガー(独: Doppelgänger)とは、
自分とそっくりの姿をした分身[1]。
同じ人物が同時に複数の場所に姿を現す現象[2]。
自分がもうひとりの自分を見る現象[2]。自己像幻視[2][1]。
英語風に「ダブル」と言ったり、漢字では「復体」と書くことがある[2]。

世界には自分と瓜二つの人間が2人いるとか、3人いるとか、人類皆兄弟とか言うけど、動物について考えたことなんてなかった。
そもそも、日常生活の中で動物の個体識別が必要になる機会もないから当たり前かもしれない。

ネコって寄ってくるじゃん?

死に場所を探して徘徊していた私の目の前に黒猫が現れた。
たいていの猫は警戒心があるから、見知らぬ人間とは一定の距離を保ち、自分に危害を加えないと判断した場合に寄ってくるかどうかというぐらいのエンカウント率。
野良猫の去勢手術を行うNPO法人の人は「はぐれメタルハンター」みたいなものである。
でも、私の目の前に現れた黒猫は「ふぃゃーふぃゃー」と鳴きながら寄って来たのだった。
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カツアゲされると思った私は下手に動かずに様子を見ることにした。
どうやら人馴れしているご様子。
家ネコらしい。
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めっちゃ待ってる笑
初めて会った気がしない…

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んっ⁉︎ この顔… 君は…
クロじゃないか!

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✳︎この写真の猫はウチのクロです

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じーっと見とる。
めっちゃ似てる(笑)
すげー似てる。なんなんだ君は。
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毛並みを見ると赤毛。
撫でてやったら鼻をフガフガ鳴らしていた。
ウチのクロじゃないけど君もクロだね。
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ちょっと付いてきたので「自然へおかえり(人ん家の猫なのに)」と説得した。
その間もニャーニャーと鳴くものだから、生垣の向こうから飼い主らしき声で

「くーちゃんどーしたの!」

私「やべっ、見つかる‼︎」

逃げる必要は一切ないのに「見つかった感」が半端なく(笑)
この世界のどこかにいる自分のドッペルゲンガーもチキンハートに違いない。