このところ、憲法改正に向けた発言を際立たせている安倍総理ですが、中でも優先課題に挙げているのが「緊急事態条項」の新設です。
国会で圧倒的な「数の力」を持つ「安倍・自民党」ですが、一気に改憲に向かうことは、なかなか難しいとみられ、その突破口として考えられているのが「緊急事態条項」です。
安倍総理は「多数の国が憲法の条文に採用している」と必要性を訴えていますが、本当に必要なものなのでしょうか?
今夜は憲法学者 首都大学東京 准教授 木村草太さんにお話を聞きます。以下、ツイートメモです。
緊急事態条項について安倍政権の考えはどのようなものなのか?→2012年の自民党草案は政府が緊急事態とした時に政府が独裁権を持つものだとお考え下さい
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016, 2月 8
一番反対する点は?→導入するメリットがほとんどなく、乱用される可能性が非常に高い点です
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016, 2月 8
日本には緊急事態に対応するものとして、行政権の中に武力攻撃事態法、災害対策基本法などがあり、緊急事態時に内閣は国会の召集をかけることができます。また、海外の緊急事態条項は国会が開けないような大規模な事態を想定していて、その上裁判所などの監視が働いています。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016, 2月 8
日本には緊急事態に対応するものとして、行政権の中に武力攻撃事態法、災害対策基本法などがあり、緊急事態時に内閣は国会の召集をかけることができます。また、海外の緊急事態条項は国会が開けないような大規模な事態を想定していて、その上裁判所などの監視が働いています。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016, 2月 8
何か災害があった時に必要なのは自治体の力でありますし、東日本大震災の時に自民党が菅首相の権限を拡大すべきだと言っていたでしょうか?
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016, 2月 8
戦争と自然災害を並列に扱うのは現場で救助する場合に想定されるもので、法律の作り方として並列に扱うのは乱暴な作り方に思います。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016, 2月 8
あくまで草案であって、本当にやるわけではないという意見もありますが?→だったらもっとちゃんと草案を作って欲しいです→100点満点で言ったら?→私は答案用紙ではなく、同じ趣味を楽しむ同人誌だと思っています(苦笑い) #jwave #jamtheworld
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016, 2月 8
ナチ政権を作ったのは緊急事態条項ですし、プロイセンの社民党も有名なのですが、例えば沖縄県の翁長知事が邪魔なので安倍政権が辞めさせるような話もあります。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016, 2月 8
なぜ正面からやらないのでしょう?→憲法改正が目的なのでしょう→もし否決されたら?→それ以外は家族を大切にしようとかしか…→憲法にそんなこと書いてある国あるんですか?→いや、ちょっと… #jwave #スタッフも笑う
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016, 2月 8
緊急事態に必要なのは食料の備蓄や非常用電源の確保、日頃の避難訓練をすることです→賛成派も多いのでは?→私としては議論を重ねるごとに反対意見が増えているように思います。時間をかけて議論すれば理解が広がると思いますし、国民投票法では半年かけて議論する必要があります。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016, 2月 8