JAM THE WORLD : J-WAVE 81.3 FM RADIO
13日夜、沖縄県名護市の浅瀬にアメリカ軍の輸送機オスプレイが
不時着して大破した事故を受けて、沖縄では事故への反発が強まっています。
「墜落」、「不時着」と意見が分かれていたり、沖縄のアメリカ軍トップの「パイロットは県民に被害を与えなかった。
感謝されるべきだ」発言も、大きな反発を呼んでいます。
そこで、今夜のCUTING EDGEでは、「不時着」ではなく「墜落」と報じている、琉球新報に電話をつないで、編集局次長、松元剛さんに現地の反応についてお話を伺います。
以下、メモです。
オスプレイが浅瀬で大破した事故について。沖縄県民の反応は?→2012年に配備されてからオール沖縄で反対していたのは、不備のあるオスプレイはいつか落ちるということからでした。落るべくして落ちたということです
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年12月16日
米軍高官の感謝すべきとの発言については?→ふざけるなというべきで、統治時代の精神のよう。高江 東村とグルグルとオスプレイが回るようになればどこでも落ちるリスクはあります。反対感情は高止まりしています。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年12月16日
今回の事件を不時着と報じるメディアがある中、事故直後から琉球新報は墜落と表記していましたね?→28年記者をやっていますが、機体が破損しているのに軽微な事故と見せかけ、報告書にはcrashと記載することがあるのでそれを疑いました。その直後、機体が二つに割れた写真が現地から入りました
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年12月16日
集落からわずか800m離れた場所に落ちました。キャンプハンセンの砂浜まで持ちこたえることができなかったのでしょう。制御できなかったと判断できます。アメリカ主要メディアのほとんどは墜落と表記しています。現場を見れば分かるのになぜ日本の主要メディアは表記しないのか。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年12月16日
日本のメディアが当局側に都合のいい報道をしている可能性については?→最近では南スーダンの戦闘を衝突と報じるなど、取材せずに政府の発表をそのまま大本営のように報じるのは危うさを感じます。地元では抗議決議が採択され、年明けには県民集会が行われる可能性があります。 #jwave
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年12月16日
表記の違いについて追及している記事は色々とあるでしょう。個人的にはバズフィードジャパンの記事が読みやすかったのでリンクを貼っておきますね。