モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

金魚の夢

夢を見ても最近はあまり書いて残していないのだけど、この間は片方だけボクシンググローブをつけて筋肉質の男と殴り合い、そいつを倒してもう片方のグローブを手に入れるという謎の夢を見た。

今朝は今朝で水槽が汚れてきたから、飼っている二匹の金魚を一時的に洗面所の中に移した。それで、水槽の中にへばりついた苔をおとして、水草や砂利の手入れをして金魚を戻そうとしたら、洗面所のゴム栓がなぜか抜けていて、二匹の金魚は苦しみながら死んでしまうという夢を見た。

色のある夢の中で罪悪感で目が覚めるということは少なくない。ただ、現実としては金魚は飼っていない。

夢は脳の記憶の中で発生するランダムなイベントだ。

魚に関しての記憶として覚えているのは、テレビで見た宮沢賢治の「毒もみのすきな署長さん」という作品。魚とりに毒を使うのを取り締まるべき立場の署長さんが犯人で、処刑の間際でも地獄でも毒もみしたいと言うほど殺しがやめられないというサイコな話。これが夢に影響した可能性はあると思う。

一方で、水を変えるのに気を取られて金魚という本質的なことを忘れるなという教訓めいた感じもある。

せめてゴム栓が完全に抜けていて、そこから金魚が逃げていてくれたらよかったのに。