モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

10月14日 息を止める都市生活。

00-06 D

06-12 E

12-18 ×

18-24 H

 

 

D. 中部地方 -1-0-0-0=1

E. 近畿地方 -0-1-0-0=1

H.九州地方  -0-0-0-1=1

合計回数      -1-1-0-1=3

 

00:06 長野県南部 10/2.6 ②

09:00 京都府南部 10/2.7 ①

18:32 熊本県熊本 10/2.5 ①

 

弱まったとか言ってたけど、地殻変動や火山活動は活動が人間的な期間で評価しちゃいけないね。

全然、雨が降らないし、規模が広すぎてなす術が無い。自分の知っている場所が燃得ていくのを見た人々はさぞかし胸を痛めただろう。

「緊急時に選挙をしていると国会議員が対応できないから緊急事態条項が必要だ!」と主張していた人達が、こんな時に解散するなんて本末転倒だって青木理さんが言ってたのを思い出した。

 

 

こんな日は滅多にない。

今日のテレビもラジオも面白い番組が多くて、ついついツイートに残してしまう。こんな日は滅多にないね。

 「陸海空 こんな時間に世界征服するなんて」の感想(合意形成に感心した) - モブトエキストラ

地球征服については以前に感想書いたけど、やっぱりナスDは「イッテQ」との差別化を図っていた。でもこれはdisりではなくて、番組中に出てきた表現で言えば「都市の味」と「自然の味」の違いだ。

ナスDはテレビマンとして面白い番組を作りたいということだけでなく、本当の部族がどのような暮らしをしているのかという目的に沿って行動している。だから、観光部族を避ける目的でジャングルの最も深い場所で生きる人々の所まで行った。自然というのは「生きるか死ぬか」という環境だから、信頼の上に成り立つコミュニティは嘘を嫌うのだ。彼らが母系社会であるのはこのためではないかと私は思う。

一方、都市生活は「人の上に人が成り立つ」ので嘘をつくことが処世術の一つになっている。嘘が許容される環境だからこそ想像力を働かせるし、サブカルチャーが息づいて、実生活と密接に絡み合っている。これがイッテQと世界征服の違いではないだろうか。

ナスDは18年間、黄金伝説に携わりながら、一度もカメラに映ったことがない人間だ。「身内芸をしない」ということが、ジャングルの奥地で近代社会との過渡期を迎えている部族が物音だけで何の動物が音を放っているのかを理解し、生きるために合理化された狩猟を行い、一本の鉈でたった5分のうちに木を切り倒すことと通じているように私は思う。

簡単に言えば、混じりっけのない探究心がジャングルの奥地の機能美と符合すると思う。

ファッションは人を惹きつけるけど、擬態は存在を隠して無用な争いを避けるし、必要最低限のリスクで相手を仕留める。都市生活を送る私たちは画面の向こうにある張り詰めた空気感に思わず息を止めたんだ。

 

✳︎追記 イッテQで現地人をキャラ付けしたのと、ナスDが現地人の顔を見て「JB」とか「いしだ壱成」と言ったのは意味が違う。ナスDのは「キャラ付け」ではなく「予測変換」であって、猿の肉の弾力性を貝に例えたり、シャーマンが使っている薬草をレモングラスと表現する延長線上にある。これは重要だと思って書いとく。