以前、多肉植物の朧月が伸びてしまったので仕立て直して上を室内、徒長した本体を外の鉢に植えて野放図にしていた。その後も室内にある鉢が倒れた拍子に砕けた葉を外の鉢に植えたりして、生き残ったものが増殖していた。
それから月日が流れて、今日鉢を覗いてみたら花が咲いていた。これまでにない変化なので驚いた。というか本当に朧月の花なんだろうか?と今でも疑っていたりする。
星型の白い花だ。私は見た事がない。朧月という名前を考えると朧月っぽい花のような気もしなくもない。「いえ、これはポケモンのヒトデマンですよ!」と言われたらそう見えなくもないので、植物の名前を付ける第一発見者のネーミングセンスというのは、ボキャブラリーや詩的センスに左右されるのだろう。
ちなみに室内の鉢はバリバリ日照不足なので、変化があるとすれば干からびた葉っぱが紫色に変色して、カリカリになってるぐらいだ。花を咲かせるためだけに茎が伸びてきた事もないので、面白いなぁと思う。ある程度、根っこがしっかりしてないとこうした変化も見れないのかもしれない。
考えてみれば、室内にある鉢はコバエの発生を防ぐために、赤玉土100%という状態だ。そのうえ日照不足となれば不健康になるに決まってる。といいつつも、室内にある三日月ネックレス?という多肉植物は3mをゆうに越して今も伸びている。これも外に出して放置したら三日月みたいな花を咲かせるのだろうか? 植物なのだからきっと花も咲かすだろうし、伸びまくってそこらじゅう三日月ネックレスだらけになると思うのでそれはやめようと思う。
とりあえず葉っぱだらけだった私にとって、貴重な一枚が撮れた。