モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

3月7日 海底に眠るもの

00-06 HB
06-12 ×
12-18 CA
18-24 BA

A. 北海道地方-0-0-1-1=2
B. 東北地方   -1-0-0-1=2
C. 関東地方   -0-0-1-0=1
H. 九州地方   -1-0-0-0=1
合計回数        -2-0-2-2=6

02:05 熊本県熊本      10/2.9 ②

02:14 福島県沖          50/3.8 ①

12:42 茨城県沖          50/3.9 ②

16:03 根室地方中部 120/3.3 ①

21:44 福島県沖          50/4.3 ②

23:21 浦河沖             60/3.9 ①

 

海外のニュース

新型コロナによる世界の死者数が250万人を超えた。変異を防ぐためにデンマークで大規模にミンクが殺処分され埋められたその後、死骸により地中がアンモニアで汚染された。海には捨てられたマスクが16億枚もあるという。人間って何なんだろうと考えてしまう。

アメリカが200兆円規模の経済対策予算を可決。

ワシントンポスト福島第一原発について記事をリリースしていた。タンク内に告示濃度以上の核種が残存している事にも触れていた。それと、東京新聞は日本との比較として脱原発に舵を切り道筋を付けたドイツの対応について書いていて、電力会社に3100億円を支払う事で手打ちになったそうだ。

廃炉の措置と産業の転換とが必要になるので、やるのであれば早くやらないと産業の競争力の点でも他国に出遅れる。日本の事故を見て舵を切ったのは賢明な判断だと思うし、新型コロナの対応もそうだけど科学者でもあるメルケルさんの政策判断は優れていると感じる。


ミャンマー国軍は国民の弾圧を放棄し、国外に逃亡した警官を送還するようインドに要請したという。インドは中国との領土問題、農業新法のデモの問題がある。ミャンマーに対しての対応はどうなるか私には分からない。

ローマ教皇イラクシーア派トップとの会談のニュースもあった。この分断と独裁の時代に、異なる宗教指導者同士が一枚の写真に収まる事はとても貴重に思う。

国内のニュース

NHKによると今日の全国新規感染者数は1065人
北海道84人、東京237人、愛知27人、大阪76人、福岡35人、沖縄18人
宮城32人、福島24人、埼玉123人、神奈川119人、千葉113人、茨城21人、静岡24人、兵庫41人、滋賀13人、京都12人佐賀12人

聖火ランナーの辞退者が相次ぐなか、TOKIOも辞退したという。こうなったら「じゃあ!俺やるよ!」→「どーぞ!どーぞ!」と、全区間ダチョウ倶楽部の上島さんが走る事になるかもしれない。(冗談)

色んなニュースがありすぎて隠れがちになってるけど、基地建設に死者の遺骨が眠る土砂を埋め立てに使うという問題はもっと報じられるべきだと思う。

震災から10年経って行方不明者の遺骨が見つかったというニュースと並べたらその異様さは一目瞭然。戦死した方の遺骨を基地の下に埋めるだなんて、人間じゃない。これはとんでもない冒涜だ。

NTTと同様にテレビ局の幹部も総務省と会食している可能性がある事を日刊ゲンダイが記事にしていた。

忘れてはならない事がある。3月7日は森友学園の国有地払い先の問題で命を奪われた赤木俊夫さんの命日だ。


首都圏反原発連合が活動休止。

高知でビキニデー集会開催。

高浜原発3号機が再稼働。

この並びに見えるのは、宮台真司さんがよく指摘されているけど産業の転換ができなかったという事。総務省の接待の問題も神保哲生さんが指摘していたように、政府が放送免許を与えるという民主主義国家では考えられない制度設計のバグがあるから起きた事。

古い政治家達は、どれだけ国民が声をあげても、椅子取りゲームのために密室で決まった事を優先する。それが繰り返されると国民側も、震災直後のような熱を喪ってしまうという負の連鎖。

平気で言葉を壊す政治家を前に無言になれば、たちまち文化が消えてしまう。。

朝日新聞が震災の企画として、海に潜り続けて写真を撮影してきたダイバーさん達の活動を特集していた。スマートフォンというデバイスを意識して、「スクロール」する事と海に「潜る」事を合わせたデザインになってるのがとても良い。

水深0メートル地点から震災後にどのように変わったのか、浜の復興や海苔の養殖から始まって、海底に沈む家、海底に沈む船、海底に沈む車の写真が掲載されていた。文章も終わり、ラストに載っているのが海底に沈んでいたどこかの誰かの家族写真。これが不意に載っているから、心を掴まれて仕方ない。本来ならこんな場所にあるはずのないものであり、壊されてしまった物。これを見つけたダイバーは海底でありながら人と視線を交わすという奇妙な体験をしたに違いない。前段にダイバーさんのインタビューとして、後継者を育成していくという話が載っていて、この写真は十分な説得力

を持っていた。

もちろん、環境汚染の観点からも人工物が海の中に大量に存在する事は好ましい事ではないから、政策課題としてやるべき事でもあると思った。デザインも中身も良い企画だった。