モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

『Hexonia』というアプリの感想

民族紛争ゲーム

数年前に『Klee』というMMORPGにハマっていた私。アプリストアをザッピングしてたら、少しキャラクターデザインが似てるゲームを発見。その名は『Hexonia』

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(アプリアイコン)

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(起動画面かわいい)

なんというパンチのある名前なのでしょうか。
子どもの頃に見たクレヨンしんちゃんの映画の悪役に出てきた名前は「ヘクソン」で、中村玉緒さんっぽいキャラは「ヘクソンはん」と呼んでいた。そんな記憶の蓋が開いたのでそっと閉じてシュールストレミングになるとして、ヘキソはギリシャ語で6の意味。ゲームをやって分かりましたが、ボード1マスが6角形でした。それ以外にタイトルの由来は分かりません。

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内容についてはターン制でマップを移動して領土を拡大していく民族紛争ゲームです。(物騒だなおい)

【族/ガーディアン】

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フレリア
→ゴーレム(ノックバック)
ハン
→タイガー(バランス型)
アラビス
→イフリート(範囲攻撃)
ラグナ
→ドラゴン(鈍化付与)

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カトゥンバ
→クリーパー(死亡事に毒付与)
アイアンクラード
→キュクロープス(一直線上に2人攻撃)
アマゾン
→タランチェラ(敵をタランチェラの卵に変える)
ヤマノ
→カマイタチ(範囲攻撃&攻撃後に移動)
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バザエル
→デッドクロウ(体力吸収)
チャクラット
→バトル象(水陸移動ペナルティ無)
エンペリウム
→ダイヤウルフ(マスを飛び越え攻撃)
アーサニオン
グリフォン(範囲攻撃)
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三国
→赤竜(マスに延焼ダメージ)
レキサー
→ヒグマ(気絶付与)
パルス
→ホルス(撃破時にスカラベ召喚)
モテクソ
→嵐のヘビ(範囲攻撃)

無課金で使えるのはフレリア、ハン、アラビス、チャクラット、アーサニオンわアレキサールの6つ。デイリーミッションをこなしてポイントを貯めて解放できます。めんどくさいので省略しましたが、各部族ごとに固有のユニットがいて、こちらもポイントで購入して解放する事ができます。
で、ゲーム性に関しては地形によって決まると言っても過言ではないです。
例えば同じターン制のゲームで言うと『いただきストリート!』とか『桃鉄』とかって、サイコロというランダム要素を混ぜてますが『Hexonia』は地形にしかランダム要素がないので始まった瞬間に村が2個しかない孤島スタートとか即詰みなんです。
あと戦略については、ほとんど騎士で連続攻撃するだけなのでプレイヤー側はワンパターンになってしまう。というのも、全ての項目でSランクを取るにはそうせざるを得ないんです。そうするとせっかく沢山の部族があるのにチーズを強化して騎士一択になってしまう。

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(だいたいこんな感じの場面が続く)
では騎士に対しての対策がないのかというと、ロングレンジの大砲で固めて迎撃するぐらいしかない。固有のユニットを解放したらゲームバランスも変わるのでしょうけど、初期の状態ではいかに他の部族よりも早く騎士を使えるようにして、無傷で近付いて狩るかというゲームになってしまいます。

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ただ、チャクラット族の場合は難易度が違います。まず初期配置ユニットが1体しかいないので村が近くにないとすぐ詰みます。他の部族に遭遇してもほぼ詰みです。要はコインを捻出するまでに時間がかかるわけです。そこの難易度は挑戦しがいのある設定だと思いました。
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無課金でもアイテムを使わずに月桂樹取れました。
①部族の数は4つ
②40ターン以内に勝利
③マップを踏破する
④全ての都市を繋ぐ
⑤都市のレベルを5にする
⑥開発する(4個ぐらいできてなくてもいける)
⑦Maxになるまで倒しまくる
⑧Maxになるまで召喚しまくる
最初のうちは無理なんじゃないかと思いました。でもコツを掴むと流れが分かってきて。

とりあえず大陸メインのマップが出てくるまでやり直し。その後、騎士で制圧する。ここまでは余裕です。問題はこの後。都市のレベルを5にするとガーディアンユニットが召喚されるんです。ギルドを建ててユニット売却して、資金源に回します。これをやらないと無理です。
場所によってはレベル5まで成長できない部分も出てきますが、その分は開発に回します。

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↑内訳はこんな感じ
お金を使い切った後に、うっかり都市を繋げるの忘れていた事に気付くという事もあるので、スコアを確認しながらやると間違えないはず。

やってるうちに、『ダイスdeチョコボ』というゲームをやってた頃の記憶が蘇ってきて。いただきストリートチョコボ版なんですけど、モルボルの森だったかな。モルボルとコカトリスが出てくるマップがあるんです。プレイヤーとモルボルとコカトリスとで戦うわけですけど、私はひたすらスタート地点の左側にある山手線みたいな円形のエリアを周回しまくってエリアボーナスを作って2匹をハメていくっていうのをずっとやってて…。笑
ただ、『Hexonia』はCPUが連携してこちら側を攻撃してくるので必ずワンサイドゲームってわけではないですけど。

デザイン好き

先ほど書いたように課金ユニットは買わないと使用する事ができません。しかし、ごく稀に敵として登場する事があります。

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キャラクターデザインは良いですね。

「モテクソ」の語源もモチーフも分からなくて。クラッシュバンディクーに出てくるアクアクみたいな感じもします。インドネシアとかイースター島とかがモチーフなのかなぁ。不明。

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こちらはアマゾネス。タランチェラが出現する前に倒してしまったので、スクショはございません。

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これはアイアンクラードの歩兵

金色と緑の目という古代兵器感のある配色。都市というか家もいい感じ。
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これはカトゥンバ族のガーディアン。

得体の知れないデザインが良い。

森の精霊っぽい見た目ですが、死んだ時に毒を付与する点はブードゥー教みたいな呪いですね。
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これは三国族のガーディアンの赤竜。

炎を吐くと着弾したマスを中心に延焼ダメージを食らいます。集団を処理できるので便利そうなモンスターです。
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これはヤマノ族のカマイタチ

単純にかわいい。殴りたくない。

しかし、スタッフが美味しく頂きました。

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これはキャラクターではありませんが、
都市の名前がなんとゴンサン!笑

これはレアでしょう!

おわりに

キャラクターもいい感じだし、途中セーブもできるし、悪いところはほとんどないです。ゲーム性の部分については戦略が一辺倒になりやすいと書きましたが、全てのキャラクターが解放された状態ではどうなるのか分かりません。そういう意味で私の感想は不完全。もっと深い戦略がありそうな気がします。オススメです。

(おわり)

追記

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アーサニオンの画像抜けてました。

月桂樹取れます。