モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

10月30日 祭囃子

00-06 ×
06-12 ×
12-18 ×
18-24 DD


D. 中部地方 -0-0-0-2=2
合計回数     -0-0-0-2=2

 

19:13 長野県南部         浅/2.2 ①

22:26 石川県能登地方 10/2.6 ①

 

海外のニュース

ロシアがウクライナと合意した穀物輸出を一方的に停止。

イギリスのトラス前首相の携帯がロシアにハッキングされていた可能性が浮上。

ソマリアでアルシャバーブの犯行と思われるテロが発生し死者100人以上。

韓国でドラマのロケ地としても有名な梨泰院で大規模な将棋倒しが発生し、観光客を含む150人以上の方が亡くなる大事故が発生。この事故に日本人2名も含まれると発表された。

あっという間に命が消え去ってしまうニュースがタイムラインに流れてきて、そのニュースを解釈してる間にまた新たなニュースが飛んでくる。おっかねぇ…。

国内のニュース

NHKによると今日の全国新規感染者数は40,611人
死者は42人

雑記

子どもの頃に3丁目のタマ?というアニメをやっていて、今思い返してもどんなストーリーだったのかほとんど思い出せない。それでも鮮明に残ってる描写がある。それは色白の女性の唇に猫の爪が当たって血が出るというシーンだった。子供ながらに「ああ、もうこの人は亡くなっているんだな」と分かる表現で、当時の感覚としては恐怖が強かった。だからこそ今も覚えていたのだろう。

その事をなぜか思い出して、YouTubeで検索をかけたらそのエピソードがあった。

タイトルは「祭囃子」という名前で、何匹か主役の猫たちが居るんだけど、このエピソードは野良猫だったノラが祭囃子を聞いて昔を回想するというストーリーラインと、祭りの舞台となる神社に男の子が仔猫を捨てにくるというラインが交差するものだった。

この男の子は恐らく家では飼えないから捨ててこいと親に言われて、せめて誰か気付いてくれるだろうと神社に捨てる。階段を駆け上がる時にポタリと汗なのか、涙なのか分からないけど水滴が垂れて、熱された石の階段のうえで直ぐに蒸発する。この演出の時点で胸に来るんだけど、私の記憶の中にいた白い女性は「お前は生きろ!」と、捨て猫だったノラを拾ってくれた心優しいノラの飼い主。仔猫だったノラが成長したある夏の日、病名は分からないけど、チラッと映り込む「内服薬」の文字と生気を失った表情からして絶命している。ノラもそれに気付いて、唇から流れる血を舐めてサヨウナラと野良猫に戻るというシーンだった。

これも胸に来るじゃん?

さらに先ほどの仔猫をタマ達が見つけて、ノラが過去の自分と同じだ!寒いんだ!と温める。

その間にタマ達は誰かを呼ばないと!と自分達の飼い主だったり、診療所に行ったりするんだけど、祭りだからみんな留守だったり、休診日でやってなかったり。そんな中、タマとガールフレンド?の飼い主が浴衣でイチャついてるのをタマ達が発見して、急いで連れてくるんだけど祭囃子が響く中で仔猫は亡くなってしまいEND…。

猫を捨てる役割を背負わされた少年。

一緒に生きてあげられなかった飼い主。

リア充の甘酸っぱい夏祭りデート。

飼い主を救う事ができなかったノラ。

ノラと同じ境遇の仔猫を救えなかった一同。

祭りに躍動する人々と去りゆく命。

改めて見ると、何層ものレイヤーがたった10分の話に重なり合っていて、本当にすごいエピソードだった。忘れないアニメだわ。