2025-12-15から1日間の記事一覧
「狭い空間」タクシーの運転手をしていると「いろんな所へ行けていいですね」なんて言われることがあるが、行き先を決めるのは客しだいだし、長い時間同じ姿勢でいるから身体のあちこちにガタがきていて、休みの日は整体マッサージに行かないとやってられな…
「生存者の証言」初めまして。自己紹介をしたいのですが…私にはあまり記憶がなくて、こうやって考えている今もどんどん忘れてしまうのです。 かろうじて覚えていることは、数えきれないほどの人々が私と同じように脱出を試みたということです。残念ながら、…
「静寂」(2017)ベテラン刑事「被害者は?」 新人刑事「40代の男性会社員、アパートの隣人の証言によると、いつも夜中1時ごろに帰宅していたそうです。当日も足音を聞いていたと証言しています。翌日になって出社せず、その翌日になっても出社しない被害者…
「カミングアウト」その日、意を決して息子は母親に尋ねた。 「なぁ、お袋… 俺の親父(おやじ)のことなんだけど… その、知ってることがあれば教えて欲しいんだ」 いつもとは違う息子の表情を見た母親は重い口を開いた。 「そんなこと聞くなんて、あんたもずい…
「飽食」それはいつもの昼の光景だった。 僕の視線の先で同僚のAは手慣れた手つきでふりかけを白飯にかけようとしていた。 「Aはさ、いつも同じ弁当食べてて飽きないの?」 「うーん。別に」 「ふりかけと唐揚げと味噌汁を毎日食ってたら、さすがに飽きるだ…
「とある症状」日常にありふれたどんなものにも、目の前に現れる肯定には様々な人間の仕事が介在している。影の功労者、縁の下の力持ち、目に見えない労働者。もっとそういう立場の人間を評価すべきだと私は思っていた。一部の人間が富を貪っていたのがたま…
「赤いドレス」 「ただいまぁ。なんかやけに外が騒がしいなぁ」 A氏がいつもより早く帰ると、妻のB子は洗面所で手を洗っていた。 「あっ、お帰りなさい。今日は早いのね。待って、今からご飯作るから…」 鏡越しにA氏は会話を続けた。 「あっ、急がなくていい…
「未来からの贈り物」西暦2500年。現世の人類は絶滅に瀕していた。 俺は物心ついてから人間に会ったことはない。その代わりに毎日同じ時間、頭に装着した信号装置にメッセージが届いた。 「君が食べるはずだった食事は頂いた。申し訳ない。未来人より」とい…
「臨終」「あーあーあーあー。前村!どうしてお前みたいないい奴が死んでしまったんだっ!」 「時田先輩やめて下さい、僕まだ死んでませんよ」 「時田がこんなに泣くなんて… もし前村が生きていたらさぞかし驚いただろうな。ご家族には俺から連絡しておいた…
「答え合わせ」昔、俺たちは4人揃っていつも遊んでいた。しかし、大人になれたのは3人だけだった。ある日、かくれんぼをしていたら1人が村のはずれにあるトンネルに入ったまま行方不明になったのだ。そしてそのトンネルは高速道路建設とともに忘れ去られ…
00-06 × 06-12 HB 12-18 EBB 18-24 AABDDB A. 北海道地方-0-0-0-2=2 B. 東北地方 ---0-1-2-2=5 C. 関東地方 ---0-0-0-0=0 D. 中部地方 ---0-0-0-2=2 E. 近畿地方 ---0-0-1-0=1 F. 中国地方 ---0-0-0-0=0 G. 四国地方 ---0-0…