モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

共通理解

昨日の『水曜日のダウンタウン』は凄かった。
喉にポリープができたクロちゃんを不憫に思った所属事務所が「何か仕事ありませんか?」と番組側に打診して、今回のサイレントドッキリ企画が始まった。
企画の趣旨としては、職務質問や外国人の道案内など、声を出さないと伝わらないハプニングが巻き起こり、いかにクロちゃんは打開するのかをモニタリングする企画だった。
その中で感動したのが、サイン会の待合室で盲目のピン芸人濱田祐太郎さんと一緒になるという場面。
濱田祐太郎さん側には、芸人が来る事は伝えてあったが誰が来るのかは伝えていないという設定で、クロちゃん側は当然何も知らない。
クロちゃんがスタッフに連れられて部屋に通されると、濱田さんは誰かが来た事を認知して軽く挨拶をするも、クロちゃんは声を出せないので当然ながら部屋は無言に包まれる。
濱田さん側には「挨拶しても返事が返ってこない」という違和感があり、クロちゃんの中には「なぜ目が合っているのに語りかけてこないのか?」という違和感があった。
おかしいと思ったクロちゃんはスマホで検索して、ここで初めて濱田さんの目が見えない事に気付いて衝撃を受ける。
ドッキリ企画が始まってから、クロちゃんはノートに文字を書いたり、スマホに文字を打って意思疎通を図ってきた。これが使えない状況である事を理解した。
濱田さん側もこういった状況は珍しくないのか、「自分の目が見えないので先輩なのか、後輩なのか教えて下さい」と伝える。
するとクロちゃんはモールス信号のように机を叩くも当然ながら通じない。
何回か同じようなやり取りをし、濱田さん側とクロちゃんの間にYesなら机を連打して、Noなら1回叩くという共通理解ができた。
そしてクロちゃんはYouTube動画を再生して、自分が安田大サーカスのクロちゃんである事を濱田さんに伝える事に成功。
その後、「なぜクロちゃんは机を叩いているのか?」という疑問に移り、濱田さんの手のひらに指で文字を書いて伝える手段に辿りついた。
「し・ゆ・じ・ゆ・つ」
濱田さん側もこの時初めてクロちゃんがポリープ手術をした事を知り驚きながら、「手術されたのにお仕事されてるですか!?大変やなぁ」と言うと、クロちゃんは指文字で「お互い頑張ろう」と伝え、濱田さんが「クロちゃんは治るかもしれないけど僕は一生なんですよ」と笑いながらツッコむまでの流れがまぁ見事で、異なる感覚の人間同士に共通理解が生まれる瞬間の素晴らしさに感動した。
ただ、朝ごはんに鼻くそを食べるルーティンはどうかと思った。笑