モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

1月19日

00-06 C
06-12 DI
12-18 BE
18-24 B

B. 東北地方 -0-0-1-1=2
C. 関東地方 -1-0-0-0=1
D. 中部地方 -0-1-0-0=1
E. 近畿地方 -0-0-1-0=1
 I .沖縄地方 -0-1-0-0=1
合計回数     -1-2-2-1=6

地震に注意を。


  • 経済難によりスマホ停止。昨日は東電会見みれなかった
  • 本を一冊読み終えたので感想をまとめようと思う
  • 脳を鬱に食われて元気ない
  • スマスマ見てない
  • 伊集院さんが大沢悠里さんの後継者に選ばれたのも今さっき知った


「スパイスが変えた世界史」の感想

ブローデルあらわる

スパイスが変えた世界史―コショウ・アジア・海をめぐる物語

スパイスが変えた世界史―コショウ・アジア・海をめぐる物語


この間、借りようとして借りなかったと書きましたが、借りてよかったです。
これは名著に入ると思います。
ええ、たぶん。

お正月の100de名著の特番でブローデル「地中海」を知ったので、タイミングとしてはドンピシャでした。
この本は主に、スパイスの流通を元に国の繁栄だとか、東洋に対する神秘思想とか、航海術だとか、なぜ中国や日本はポルトガルに征服されなかったのかなどが書かれています。
地図が不確かな時代では探検家の地位が高いというのも面白いです。
しかも、この本はブローデルがいなければ存在し得ない本です。

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あとがきで翻訳した藤野邦夫氏もブローデルやべーと書いてます。

世界探索の理由

「世界は一つ」とガッチャマンが言っていましたが、私は「価値観×職業×人間」の数だけ世界があると思っています。
つまり世界は分岐していて、同時並列に存在するという考え方です。
この本を読むと世界が分岐する理由を知ることができるので、あなたがガッチャマンならばかなりオススメです。

ファーストインパクアレクサンドロス大王のお散歩が発端です。
大王様は宝石や珍しい動植物、それにスパイスが豊富だったインドへ軍隊を率いてお散歩に出かけて征服します。
これによって、お米とサトウキビをいただきストリート
部下のネアルコス提督に命令して航路を確立します。

当時のスパイスの優先順位は…

【上級】コショウ、シナモン、ナツメグクローブ、ショウガ、サフラン
【中級】バルサムモミ、香、ミルラ、アロエ、ジャコウ、ビャクダン、コリアンダー、カルダモン、クミン
【下級】タイム、マージョラム、ローリエ、セイバリー、アニス、ニンニク

アレクサンドロス大王が現代のダイソーに行ったら発狂するでしょうね。
或いはSB食品を買収するとか。

【交換レート】
コショウ1kg 換算
インド                   →銀1〜2g
アレクサンドリア→銀10〜14g
ヴェネツィア        →銀14〜18g

インドで銀1gだったコショウが、ヴェネツィアでは18倍の値段で売れるわけですから転売屋はボロ儲けです。
ここら辺は100de名著でも触れてましたが、経済活動が活発化した理由の一つはスパイスも含まれるわけですね。

【商人/仲介人】
シリア人、近東諸国人、ユダヤ人、キリスト教徒が主だったそう。(後にポルトガルが価値観を破壊するけども)

アッバース朝時代の地理学者イブン・フルダーズベーによると『ユダヤ商人はペルシア語、ローマ語、アラビア語フランク語、スペイン語、スラブ語を話した』そうです。
とんでもない変態語学力である。
奴隷文化があったことをふまえると、言語能力が
スパイスの使い方に関しては肉の保存はもちろんのこと、ギリシア人が酒の調味料としてベルモットを発明したり、ペルシア人がエロ目的でショウガを使う一方で、中国人は壊血病予防にショウガを使っていたり、多種多様な使われ方をしたそうです。

当時の世界はブローデルが言うとおりにヴェネツィアの力が強く、スパイスも独占していました。
海賊の襲撃に対応する為に商業用ガレー船が生まれる。パッカーン。
この船は帆船とは違って乗員200〜400人、約40人の漕手がいたそう。

ブローデルの提言では地中海の衰退は、投資価値を失ったことが挙げられてましたが、ポルトガルによるスパイスの価格破壊も一因だったようです。
なんでポルトガルが栄えたのか?という疑問点についてもこの本は言及していますし、世界で初めて羅針盤を使ったのは中国人だとか色々と興味深い内容も書かれているので面白いです。

個人の冒険心や神秘思想が新たなる土地へと足を向かわせ、それを知った権力者が植民地を広げ、資本家が投資する。
そうやって地球のフォルムが分かってきた現代において、科学が神秘思想を否定する存在であると同時に、宇宙や深海に対する新たなる神秘思想への可能性を提言する役割を果たしています。



昨年末、アメリカでは宇宙資源開発に向けて「宇宙法」が可決されました。
現代人が新たなる土地へと向かうとすれば、それは宇宙以外にありません。
昔の冒険家や旅行家が新たなる土地へ足を踏み入れる時は、言葉の通じない先住民がいました。
白人が人をさらうことを知っている先住民は槍を投げて撃退したり、場合によっては白人を捕虜としました。
宇宙で「やりを投げる」と聞くと、エヴァロンギヌスの槍しか思いつきませんが、無重力状態での殺傷能力は地球よりも強そうですね。

先日、イーロンマスクのスペースX社が着陸失敗して爆発してましたが、仮に他の星で着陸失敗したらそれは「攻撃」と受け取られ兼ねませんから、惑星探索よりも宇宙ゴミの問題に目を向けて欲しいです。
何にしても、強欲は身を滅ぼします。

山札にカードが戻らないゲーム

世界人口の半分と同じ富が62人の富豪に集中 | ビジネス | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

2010年→388人が世界人口の半分の資産と同等の富を独占
2015年→62人が独占

富豪たちの富は5年間で44パーセント増え、カナダのGDPに並んだ。
世界では今もなお8300万人以上の人間が極貧に喘いでいる。

利益を貪った経済界のリーダーたちも奪うものが無くなってきたようだ。山札にカードが戻らないのだから当たり前の話だ。
中国は工場で溢れかえり、公害にまみれている。
次の投資先はインド。
同じことが起こるまでにそう時間はかからないだろう。

株暴落でGPIF運用損 「消えた年金」は2週間で7兆円突破 | 日刊ゲンダイDIGITAL

「GPIFの2015年7~9月期の公表資料をベースに試算したところ、年初から先週末15日までの間に約7兆3800億円の損失を出した可能性が高いことが分かりました。日経平均の大幅安に加え、海外株や外債も値を下げているからです。7~9月期の運用損約7兆8899億円に迫る勢いです」

改正給与法が成立 - 共同通信 47NEWS
 2015年度の国家公務員の給与を引き上げる改正給与法が20日の参院本会議で可決、成立した。月給とボーナス(期末・勤勉手当)を2年連続で引き上げ、一般職の平均年間給与は5万9千円増の666万5千円となる。国が負担する人件費は約756億円ふくらむ。

官僚制度は天使にも悪魔にもなるシステムなので、結果に対してあーだこーだ言うよりも、原因と対策について考察すべきだろう。
政治の腐敗を許した国民にも罪がある。
自分さえよければそれでいいと、そういう価値観でいるのなら、同じ価値観の強者によって潰されることを理解しなければならない。

立場の弱い人々の為に活動を続ける団体があったとしたら、残念だが「その価値観」を食べていくしかないと思うのだ。
自分さえよければいい人間を負かすことが必要だ。





1月20日 自民党に献金するタミフルさん

00-06 BA
06-12 DH
12-18 CB
18-24 CI

A. 北海道地方-1-0-0-0=1
B. 東北地方    -1-0-1-0=1
C. 関東地方   -0-0-1-1=2
D. 中部地方   -0-1-0-0=1
H.九州地方    -0-1-0-0=1
 I .沖縄地方    -0-0-0-1=1
合計回数        -2-2-2-2=6

00:23 岩手県沖        40/4.1 ②
00:26 根室地方南部 60/3.2 ①
11:16 駿河湾            30/2.7 ①
11:23 熊本県阿蘇     浅/1.6 ①
15:23 茨城県北部     10/3.3 ②
17:04 福島県沖         30/3.4 ①
19:31 福島県中通り  80/3.1 ①
22:14 沖縄本島近海  30/3.6 ①



ベランダからの飛び降りなど服用後の異常行動が指摘され、2007年から10代への処方が原則禁じられているインフルエンザ治療薬「タミフル」について、厚生労働省は処方を解禁するかどうか最終的な検討を来年度から始める。禁止後の調査で、服用と異常行動との因果関係を示す結果が出ていないためだ。厚労省研究班がより細かく異常行動の原因を確かめ、3年以内に結論をまとめる方針。
 タミフルは01年の国内発売以降、インフルエンザ治療の主力として広く使われるようになった。しかし服用した10代の患者が突然走り出したり飛び降りたりして死亡する事故が続発。厚労省は07年3月、10代への処方を原則中止する通知を出した。10歳未満への処方は、異常行動の恐れがあることを家族に説明するよう求めている。

定期接種というのは製薬会社にとっては利益を得るチャンス。子宮頸がんワクチンと構図は同じ。

気になったので早速、タミフルを販売する製薬会社と自民党の繋がりについて調べてみた。

タミフル中外製薬リレンザは子宮頸がんワクチンでお馴染みのグラクソスミスの製品です。

中外製薬の名前はよくTBSラジオのCMでよく耳にしますね。
サイトを見てみると、ロシュ・グループと締結しているとのこと。

スイスのバーゼルというと柿谷しか分からないので華麗にスルーパス

中外製薬自民党に対して積んだお金はこちら…
f:id:ebiharaism:20160120214208j:image

他の製薬会社よりも金の繋がりは強く、電通よりも献金しているようだ。