5日(火)
押し込みパイプの順番間違い。カメラが映らなくなるというトラブル続きの2号機デブリ試験取出し作業の終わりが近づくなか、把持したデブリの速報値として0.2mSv/hという低い値が示され「それは本当にデブリなのか?」とザワつきが止まらない今日の東電会見。 pic.twitter.com/F4Rrr0BWQ1
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2024年11月5日
デブリ速報値0.2mSvという低い値/ALPS処理水第6回放出完了/最大値更新/2号機SFPデジタル水温計運用開始
7日(木)
グローブボックス内で測定するデブリのデータの公開は重量と水素濃度に限り、他はJAEA分析結果と合わせて公開するとちゃぶ台返しし始めた今日の東電会見。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2024年11月7日
冒頭説明は放射線データの概要10月分と地下水バイパス/ドレン設備の高台移転について実施計画が認可されたという説明。
(続く pic.twitter.com/MIjz2s1NgC
デブリ回収作業完了/グローブボックス内測定結果は重量と水素濃度に限り他はJAEA分析結果と合わせて公開すると言い始めた
11日(月)
月命日の東電会見。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2024年11月11日
2時間コースなのにゼロ回答が多かった。省略しつつメモ。
冒頭説明は定例文で質疑の中心は先日作業を完了した2号機デブリの試験取り出しについて。 pic.twitter.com/EQLro2nA5s
グローブボックスでの測定結果を一部公開/再びケーブル切断する不適合が発生
重量:約0.7グラム
水素濃度:検出限界値以下
他に測定したのは蛍光X線分析(元素分析)とガンマ線スペクトル分析
雰囲気線量
ガンマ線:グローブボックスの外側で測り20cmの距離で0.1mSv/h
ベータ線:グローブボックスの中で測定して18mSv/h
14日(木)
今日の東電会見。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2024年11月14日
昨日、2号機PCVガス管理設備B系で地絡が発生。サンプリングポンプが停止し、これに伴いB系の希ガスモニタ等が監視不能になった。その後、同日中に復旧。
別件。所内共通メタクラ2A-1A間ケーブルの本復旧作業が完了。 pic.twitter.com/ndoUVqOBqz
試料からユウロピウム154とコバルト60を確認/JAEAへの搬送完了/所内共通メタクラ2A1A間ケーブル本復旧
18日(月)
今日の東電会見。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2024年11月18日
1号機X25ペネトレーション近傍の調査に向けた事前確認について説明があった。
2021年度実施調査で1号機原子炉建屋3階東側にあるX25ペネ近傍で約200mSv/hの高線量が確認されている。遮蔽ブロックの内側に高線量箇所が存在すると推定したうえで11月19日から内部の確認を行う。(続 pic.twitter.com/bYYXIk50Ii
1号機X25ペネトレーション近傍調査に向けた事前確認について/2号機地絡原因不明
21日(木)
今日の東電会見。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2024年11月21日
2号機使用済み燃料プール一次冷却系配管の破損原因調査が完了。
①震災後に注入された海水等によって配管内部が全面的に腐食した
②電気が流れやすい液体中で2種類の金属が接触した際に、片方の金属の腐食が進む「異種金属接触腐食」(ガルバニック腐食)が起きたと推定される pic.twitter.com/trkjWyuCkO
2号機一次冷却系配管の破損原因調査完了について/今週末2号機オペフロ南開口部削孔作業/増設雑固回収方法バックホウに変更/集団線量質問回答なし
福島第1原発で監視システム不備 - ウイルス感染に対応できない恐れhttps://t.co/xnv6t14unO
— 共同通信公式 (@kyodo_official) 2024年11月27日
サイバーセキュリティ上の不備を共同通信が記事にしていた。
会見はチェックできないので中長期ロードマップの資料のみメモ。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2024年11月28日
テレスコ式装置による2号機燃料デブリ試験的取出しは11月7日に完了。12日に日本原子力研究開発機構の大洗原子力工学研究所へ輸送が完了。 pic.twitter.com/FIllpQ1Otr
中長期ロードマップの資料メモ
・2号機燃料デブリ試験取出し
・2号機SFPスキマサージタンク水位低下対策
・2号機燃料取出しに向けた建屋オペフロ南側開口設置作業
・1号機X25ペネ近傍直営調査に向けて19日に行われた、クローラーロボットを用いたアクセス性確認の結果、ドローン飛行の妨げになる構造物はなかったものの、D/Wベント配管に近い南側で3Sv/h以上の線量が存在する事が確認された。(先日のテレスコ式装置の試験取出しの試料よりも圧倒的に高い線量)
ーーなど