思った以上にストーリーが深そう…
『暖かいスープを〜♪
あなたにぃ〜あげるぅ〜♪
あったかいんだからぁ♪』
と、歌った後にーー
『胸の中ぁ〜にあるものぉ♪
いつか見えなくな〜る〜も〜の〜♪
それはそば〜にあるぅーものぉ♪
いつもぉ♪ 思い出してぇ♪』
と、歌っていた人々は現在何を歌っているのか気になるところですが、私は「MillionOnionHotel」というアプリを買いました。(サンタさん、何か下さい)
現在使用しているiPhoneでは互換性がないと「どうぶつの森」から入国拒否されてうちひしがれていたのですが、ファミ通の記事で伊集院光さんが紹介していたのを見てこのアプリを買うことにしました。
このアプリを開発している会社に「ラブデリック」という会社の開発部にいた人が入っているとか何とか…(拙者は詳しくはわかりませぬ)
スライムをボコボコにする勇者は本当に正義なのか?山本さほが“ラブデリック系”作品『moon』を語る
(そういえば漫画家の山本さほさんがラブデリック好きらしく、以前にラジオで語っていました。リンク貼っときます)
私は昔にチューリップの体験版をやったぐらいで、ラブデリックの世界観についてはほぼ未体験でした。
アプリを起動させるとドット絵が滑らかに動き出しました。しかも音がいい。
ナイトクラブでジャズが流れている感じで、雰囲気としてはバッチリ。(ネコをタップすると鳴くギミックもある)
ゲームのジャンルはパズルゲームで、システムはモグラ叩きとビンゴゲームを混ぜ合わせたシンプルなものでした。
その一方でストーリーに関しては謎だらけ。
- 玉ねぎをタップ
- ラインを作って消す
- 出現したストップウォッチをタップして制限時間を増やす
を繰り返しているとボスが出現。
最初のボスはだまし絵に出てくるおじさんみたいなデザインの「ヒックリさん」、次のステージでは「ヤスダさん」というボスが登場。
ボスステージではラインを消すと戦闘用のタマネギが出てきます。これを使ってボスを攻撃するのですが、シールドが解けた時に使わないと無駄になります。
タイムオーバーを何回か繰り返しているうちにコツを掴み、だんだんストーリーが分かってきました。
どうやらこの世界では大震災が起こった影響で新大陸が出現し、領土獲得のために国が東西に分裂したみたい。
オニオンホテルはその中央に位置していて、平和を愛する博士が発明した防衛用のロボットがホテルを守っています。
血なまぐさい描写はドット絵の世界観がオブラートに包んでくれますし、ミサイルが発射され、空から降り注ぐ瞬間の描写はドット絵だから逆に毒が増している感じがして面白い。
キャラクター/カードのコンプ率は50%なので、まだまだ先がありそうです。
ただ、不満なのはステージそのものは一つしかなくて、ゲームオーバーになると最初からやり直しになる点です。
登山に例えるなら、一つの山しか存在せずに、つねに一合目からスタートして道中に出現する動物やら景色を写真に撮っていく作業なのです。
せめてストーリーごとにステージ選択ができるような設計にして欲しかったです。
格闘ゲームで「サバイバルモード」しか無かったり音ゲーで「ノンストップモード」しか存在しなかったら遊ぶのに困るでしょう?
これがネックでこのアプリをクリアできるかどうか…
しかも盤面のフレームでストーリーが進展してるから、見てるとゲームオーバーになるんですよ。笑
脳みその切り替えが大変だし、ストーリーを振り返るモードもありません。
スーファミのソフトみたいにでオプションで効果音とかステージの曲を再生できたらいいんですけどね。
不満点はそれぐらいです。
宇宙牛が出現した時の「おーちちがでーるぅーよぉぉぉ♪」って曲が面白いから聴いて欲しいです。
たぶん、笑います。