モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

夢に宮迫が出てきた話

今朝、夢に宮迫博之が出てきた。
寝る前にお笑い番組を見たわけではないし、そもそも活動休止中だし、なぜ夢に出てきたのかは分からない。
その夢の中で宮迫は黒い革ジャンと黒のパンツを履いていて、「家族に会いたい」とずっと泣いていた。可哀想なので自宅まで車で送ってあげる事にした。
その道のりがなかなか険しい…。
宮迫の言う通りに車を走らせていくと、パリダカが走るような悪路がずーっと続いた。私は何処を走っているのか分からない。しばらくすると海沿いの道に出た。すると宮迫は見覚えがある場所だと言いだし、家族に電話をかけ始めた。「パパね、今、〇〇に居る」とか何とか言って電話を切ると、「ここまで来たら俺が運転した方が早い。運転変わって」と言ってきた。「確かに、土地勘があるならそのほうが早いよな。一理あるなぁ」と思った私は運転席から車を降りた。すると宮迫はサササッと素早く運転席に乗り込んで車を走らせた。私は置き去りにされ、車を盗まれたのだ。

The 外道
それでも不思議と私の中に怒りの感情はなく、「宮迫は無事に家に辿り着けたんだろうか?」と考えながら海沿いの道を歩いた。その一本道をずっと行くと石畳の街に着いた。その街は急斜面にあって、観光客で賑わっていた。
「ここら辺に宮迫の家ありますか?」と訊いた所で分かるわけないので、そのまま一本道を進んだ。
一本道の終着地点には、神社の社とアスレチックの建物が混ざったような場所があり、長い行列ができていた。他に道はないらしく、どうしようかと悩んでいたが、気付いたら私は列の一部になっていた。
木の板がロープで繋がれている螺旋階段を登っていくと、TBSの特番『SASUKE』のラストみたいに、手だけでロープを登る場所があった。これが一体何なのかは知らないが、大人用と子供用にそれぞれ分かれていて、失敗した人間は穴に落ちていく。
いよいよ私の番になり、ロープを手首に絡め、登り始めた。ロープはギリギリと皮膚に食い込んで、筋肉は痙攣し始めた。それでも落ちたくない一心でどうにか頂上にたどり着いたが、そこには何もなく、ただ自分が必死に登っているロープの根元が柱に繋がっているのを見ただけだった。
そこで夢から覚めた。
久しぶりに長い夢をみた。