モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

最近見たものの感想(徹子の部屋/水道屋本舗/ワンピース100巻など)

徹子の部屋

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徹子の部屋』にヤマザキマリさんが出ていた。お二人は『世界ふしぎ発見!』で共演していたらしい。そんな挨拶を済ませて本題に入ると、ヤマザキさんのマシンガントークが炸裂。徹子さんもゲラゲラ笑っていた。ヤマザキさんは徹子さんの肖像画をプレゼントしていた。
安住紳一郎さんのラジオにも出ていたけど、なんでこんなに面白いんだろう。笑
https://twitter.com/ebiharaism/status/1429264115814465540?s=21

うみべの女の子とヤギ

この前、浅野いにおさんと畳ゆかさんが久しぶりにマイクラの配信をやっていた。新しく実装されたヤギをベースキャンプに連れて来るのが目標だったんだけど、なかなか見つからず3時間を超えるドキュメンタリーになってた。

誕生日を迎えて奥さんとの会話は老後の話ばっかりですと近況報告をしつつ、踏破してるワールドなので中々、新しいバイオームに行くのも骨が折れるうえ、「あの白いの何?」「ゆかちゃんヒツジだよ」というやり取りをしてようやく発見。ボートに乗せて帰還したのはいいものの、ほとんど利用価値がない事に気付き「マイクラって何なんだろうな」と浅野さんは哲学に入り、「可愛いからいいじゃん」と小麦をあげて愛でていた畳さんがヤギにど突かれてた。
「なんちゅうゲームだ」と私も思った。

映画『うみべの女の子』公式サイト 8月20日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか公開

ツカられる坂本名人

幕末志士の坂本さんが高橋名人の冒険島にチャレンジする3時間の配信をYouTubeにアップしていた。クリアする事が目的なのか、面白く死ぬ事が目的なのか途中から分からなくなっていたけど、昔のゲーム特有の理不尽な死に立ち向かうテクニックは相変わらず凄いし、今のぬるいゲームにはない盛り上がりだと思う。
ただ、見る側から言えば極みシリーズがあった頃の幕末志士のほうが動画としては見やすいし、何回も見たいと思わせるものだった。5分の動画企画は短すぎてスルメ動画にはならないし、配信だと長いから見にくい。作る側は大変だろうけど個人的には以前のサイズ感のほうが良い。

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それと坂本さんが白まりもを量産して便器を詰まらせた挙句、業者にツカられたエピソードのアフターストーリーが追加されて、当該業者の水道屋本舗が業務停止になってた。個人の笑い話じゃなくて、実際に被害者がいたっていう…。

そしたら今度はツイートを発見した『めざましテレビ』にツカられてた。

これは笑うしかない🤣

モンハンのプロハン


私の中で幕末志士にとって変わった極みシリーズが「ちるにとら」さんの初代モンハン最強武器検証動画。特定のモンスターに対して一番最適な武器を検証するという企画なんだけど、初代は購入できるアイテムも少ないので、下準備にかなり苦労する。そこの部分は動画からカットしているのが動画投稿者として凄いところ。その面倒くさい作業をしたうえで武器ごとにベストタイムの狩りをして、マルチ画面で1人RTAとして見せてる。

こういう画面構成でやってる方は今までにも居たのかもしれないけど、ちるにとらさんの場合は合成音声を使っているから、画面の中の実況者が自己主張するという形ではなく、ひたすら衆人環視に徹底してる。これは大きな違いだと思う。

(そういう意味で素顔を晒さない幕末志士との比較対象として私は見てるんだけど)

はらだのばぁ

鉄拳を手がける原田勝弘さんのYouTubeチャンネルに桜井政博さんがゲストで登場した。
事前にTwitterで寄せられた質問を中心に、水を飲むと気持ち悪くなってしまうとか、お菓子に入っているようなアルコールでも頭がグルグル回ってしまうという体質の話。昔に石灰沈着性腱板炎という石灰質のものが骨にくっ付く病気になった話(原田さんのパートナーが今年この病気に罹って首が動かせないそう)など様々な事が語られていた。
とくに、ユーザーに楽しんでもらいたいという気持ち以上の原動力はないけど、ゲームを作るのは大変で何度も辞めたいと思った。大昔から3Dポリゴンでも何でもコンピューターに蓄積する作業を省きたいと思ってると辛い部分もちゃんと語っていたのは印象的だった。

映画『ブラック・ホークダウン』

アフガニスタンから米軍が撤退し、タリバンが掌握。傀儡政権のトップだったガニ大統領は国民を置き去りにUAEにトンズラした。タリバンが牢屋から仲間を解放した際にISの人間も出てきてしまい、結果的にテロに繋がったと指摘する声もある。食料もなく経済も止まったままで、一体この先どうなるのか分からない状況にある。
そんな中、フジテレビの深夜に『ブラック・ホークダウン』が放送されていた。ソマリアの民族紛争に介入したアメリカ軍を描いた作品。敵組織のトップの首を一気に討ち取ろうとしたところ、地上から迎撃され、地上に降り立った米軍は迎撃され戦争の泥沼の中で絶命していく話。かなり作戦に無理があるうえ、命令指揮系統も機能しなくなっていった。現地の人を未開の地の野蛮な集団という描き方をしていたのが悪い意味でアメリカ映画っぽかった。
その一方で被弾した仲間は搬送してメディックが治療するのは旧日本軍とは大違い。この映画を見る前にETVでやってたサイパン島の戦いについての証言をまとめたドキュメンタリーが凄くて、生き延びた島民の元にまるで死神のように日本兵がやってきて、自害しようと手榴弾を炸裂させる描写があったから。アメリカ軍と比べるといかに日本の戦争が宗教的だったのか考えさせられる。
この点についてはNHKでやっていた映像の世紀 第5集「世界は地獄を見た」でも突きつけられた。

不滅のあなたへ

月曜日に欠かさず見ている『100分de名著』の後に放送しだしたアニメ。原作は読んでないので分からない。主題歌は宇多田ヒカルさんというので欠かさず見た結果…良い。
人間世界を監視する謎のおっさんが、学習機能を持った不死身の存在を送りこんで、人間という動物の生態と社会の理不尽を映し出すという内容。途中からは不死身の存在である主人公フシを狙うノッカーという存在も出てきて、会話劇からバトルアニメへ変わる。
全体的に面白かったし、フシが痛みを感じないと記憶に残らないというところに悲哀があって、キャラクターに深みが出てると思う。第1シーズンは無人島みたいなところで終わっていて、第2シーズンが始まった時に何を記憶しているのか楽しみ。
ひとつ残念だったのは、ジャナンダ島がノッカーの襲来を受けてゾンビだらけになるシーンの作画が雑だった事。毎週放送のアニメだから、群衆を描く時にCGを使うのは仕方ない事だとは思うけど、その時点での物語のテーマは死者に対する尊厳だから、モブキャラだとしてももうちょっと丁寧に描いてあげて欲しかった。

(第2シーズンは来年の秋に放送予定らしい)

アニメ「不滅のあなたへ」公式サイト

ワンピース100巻

昔はワンピースを読んでいたけど、ドレスローザ編で私はリタイアしました。それからワンピースがどうなったのかは知らず、たまに日曜日の朝にやってるアニメを見るくらい。
そのワンピースが100巻を迎えたという事で読みました。

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(パンダマンだ!)

いや〜。熱い。何が熱いって?
まず作者のコメントが家族への感謝のコメントで始まっているんです。娘(小守護神)に対しては有名人の子どもという生き辛さを与えてしまってゴメンねと。そして妻(大守護神)に対しては、自分だけだったら風邪として放置していたかもしれなかったけど、あなたのおかげで病気だとわかりましたと。この2人に対する感謝の言葉から始まり、カバーをめくるとラストに読者への感謝の言葉が書いてあるのです。

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これは熱い。素晴らしい。
本編については、ワノ国を舞台に四皇のカイドウとビッグマムの2人を相手にガンガンやりあっているところ。読み続けてきた読者にとっては面白くて仕方ないと思う。でも人の名前を記憶できない私にとってはキツい。笑
それでも「SBS」というファンと作者の交流の場が今もあるし、巻末には100巻を記念してファンアートを掲載してるのは、ネットにはない温かさだと思うし、それこそ尾田栄一郎さんが大切にしてきた部分なのだと改めて思った。

 

(おわり)