今週のブレイクスルーは「震災から5年、あの日を忘れない」と題して、各曜日、震災の記憶や復興への思いを風化させないために、いま私たちが出来ることを考えています。
きょう水曜日は“震災の記憶を語り継ぐこと”について、東日本大震災、原発事故以降、積極的にメッセージを発信し、未来を考える新聞『THE FUTURE TIMES』の編集長も務めているASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さんと考えます。以下、メモです。
なぜフューチャータイムズを作ろうと思ったのか?→ミュージシャンとしてどのメディアに情報を入れるのか考えていて、ちゃんとした媒体がいいなと。紙は印刷したら訂正できないのでそこまでの決意が違うんです。それと紙は置き忘れることができるし取り行かないともらえない #jamtheworld
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016, 3月 9
(✳︎街に出て欲しかったという意味をこめて)
フューチャータイムズを作ることが社会に対する寄付という感覚ですか?→募金しても誰のところにどう届くのか分からないし、お金ないと寄付ってできないの?って思いまして。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016, 3月 9
僕が最初に萱浜の上野さんの家に行った時はまだ家も取り壊す前で、その一室に上げて頂きました。でも、僕は最初から最後まで泣いて帰ってきただけでした。 #jamtheworld
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016, 3月 9
(✳︎福島県南相馬市のボランティア団体「福興浜団」の代表上野敬幸さんのこと)
ミュージシャンが新聞を作ることは特別な事だとは思いません。例えば中世の吟遊詩人はヨーロッパの荘園を渡り歩くことで新聞の役割を果たしていたと聞いたことがあるんです。だから、ミュージシャンや旅芸人の役割だったんだって。 #jamtheworld
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016, 3月 9
夜を越えて / ASIAN KUNG-FU GENERATION | Sony Music
「夜を越えて」は震災後に書かれたそうですがこの時の気持ちは?→本当に「瓦礫」という言葉が引っかかっていて… 最初の頃は東北で歌えなくて「人混み」とか言い換えて歌ってました #jwave #jamtheworld
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016, 3月 9
フューチャータイムズレディオをやっていた頃は薄暗かった東京が今は何事もなかったかのようになってますね→東京という街はタフだと思いますね。このまま東京五輪に向かっていくことがいいんですかね。仮設住宅もまだある中で、東京だけがbuild!build!っていうのが引っかかる。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016, 3月 9
8号の中ではどのような特集をするのでしょうか?→東京が地方に何を押し付けているのかっていう問題について「みんなはどう思うんだい?」っていうのを特集しています
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016, 3月 9