国立公文書館、公文書の重要性について国立公文書館の前館長で、フェローの高山正也さんお話を伺います。
日本の官僚機構は公文書に対する重要度を理解していない。先進国では最低レベルで、韓国にも遅れを取っている。と。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年4月15日
これから発言するものは私、高山の意見であって公式見解ではないと念頭に置いて聞いて下さい。独法になる前の国立公文書館は総理府の一部に所属しておりました。明治維新の時に手柄を立てた者を記録する役割でありましたが、それがどんどん縮小され、2009年には国立公文書館の職員が39人。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年4月15日
✳︎努力もあって現在は職員が増加していますが、アメリカ公文書館の職員は約2000人だそう…笑
日本は1971年にできましたが、フランスでは市民の為に記録を残そうということで1790年に公文書館ができました。アイデンティティを持つ為に作られたとすれば、日本の場合は必要なかったのかもしれません。公文書の重要さは日本人も分かっているはずで、大宝律令の際に図書領が管理していました
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年4月15日
貴族社会が確立される中で争いに勝つ為には装備を記録していなければ勝てませんから。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年4月15日
考えられるのは下手なものを残すと先輩に累が及ぶという日本人の思いやりの精神なのではと→米、英に行かないと真実を知ることができないのは恥ずかしいですよね?→はらわたが煮えくりかえります
何を移管すべきかは文書を作成する側が決める事になっているんです。もちろん、私どもも声を出しますがそうすると青木さんが仰るように「だったら文書を作らない」という事になるんです #jwave
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年4月15日
自虐的に言いますと、日本の公文書館は政府の紙くず箱です。他所の国ならば文書を作成しないことで問題が発生するはずですが、日本には口伝の文化があってどうにかやってきたと私は考えます。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年4月15日
アメリカではカレンダーの書き込みでさえ保存するのに、日本は戦争責任から逃げる為に燃やした。最近でもどこの原始社会なのかと思ってしまうのですが?→私どもも法律を作ろうとは思わなかったのですが勉強会を開いて2009年に立法したのですが大震災が起こり施行は翌年になりました。#jwave
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年4月15日
機能していないと考えられる点で外交が挙げられます。外務省は秘密があるからと自分たちで所管しているのです→だったら公開を約束すべきですよね?→相手国が日本より先に公開する事があるので相手国の公文書館を利用するほうが早いということになるのです
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年4月15日
日本は密約を破棄してしまうから後世に残らないんですよね→だから歴史に付け込まれると私は思います→南京大虐殺に関する人数ですね?→帝国陸軍の資料はデジタルアーカイブスとして閲覧可能なのですがその中に記載されてないんです→反論できないんですね
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年4月15日
退役する際に文書を持って帰ってしまうケースがあるんです。本人が亡くなってから遺族が公文書館に届けてくれたらいいのですが、捨ててしまったり場合によっては古書店に売ってしまう事があるんです。結果的にそこから情報が漏れてしまう→誰のための情報なのかという事ですね。ありがとうございました
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年4月15日
番組サイト見たら青木さんが\(^o^)/だった笑 #jwave pic.twitter.com/sF42iF4j3P
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年4月15日
全体主義によって統率されているのに、重要なものは独占されて還元されない。
これを追及せずに模倣してしまうと、どんどん病巣が広がっていくように思います。
こうした特集を組んでくれると分かりやすくて為になりますね。