モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

あーなってこーなって

f:id:ebiharaism:20190723212835j:image

これが

f:id:ebiharaism:20190723212840j:image

こうなって
f:id:ebiharaism:20190723212828j:image

あーなって
f:id:ebiharaism:20190723212831j:image

こうなった。

 

葉っぱと多肉植物しかない虚無空間にユリが降臨した。

ダイソーに売っていたわけでなく、貰い物である。

受粉してしまうと早々に店じまいしてしまうので、長く楽しみたい方は雄しべにサヨナラを告げようぜと説明書に書いてあった。

最初のうちは可哀想だと思っていたし、全て咲ききった姿を見たいと思っていた。そのうちに雄しべがパッカーン。

匂いも強くなり、部屋の中にユリの良い香りが漂った。

その姿はまるで「あなたにはこんな良い香りは出せないでしょ?」と言っているようだった。クロのうんこをスコップで掘ってる時にそう思った。

私はもっと匂いを楽しみたいと顔を近づけて鼻ダイソン。

「あ゛っ!!」

こんな事をしなければ良かった。私は季節外れの花粉症になった。それ以降、鼻のムズムズが止まらず、今も若干涙目になりながらこの文章を書いている。

しかし、である。

花粉症になったのは私のミスであってユリのせいではない。雄しべをカットするのは間違っている。

カットと葛藤をかけたつまらないダジャレだ。

しかし、である。

わけの分からない毛虫がいつの間にか部屋の中に発生してしまったなら、話は別である。一体どこから来たのか。ユリに付いていたのだろうか? 全く謎だ。申し訳ないが死んでもらう事にしたし、害虫大集合の可能性が出てきたので雄しべにも死んでもらった。だから「こうなった」時にはスタイリッシュな姿になっている。

とりあえずユリは良い。