モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

空からの贈り物

近頃は一気に冷え込んで、朝起きると山小屋みたいな温度になっている。そのせいでクロが「おい!布団に入れてくれ!」と鳴くので入れてあげなければならず、朝までに何度か起こされる事になる。
しかし今朝は若干暖かい14℃ クロも自らの巣(かまくらみたいなやつ)でスヤスヤフゴフゴと寝ていた。睡眠を妨げられる事がなかった私は夢を覚えていた。
訳のわからない研究施設で指紋と虹彩を取られ、そこから逃げ出すと建設途中の道路があり、その道路には足音で人物を識別する感知センサーとカメラレンズ用の穴が等間隔に空いていた。分かりやすいディストピアだった。


その後、窓を開けたらベランダに小さな粒が落ちるような「カチッカチッ」という音がした。目線を上にやると一羽のムクドリがいた。私の存在に気付いて「ピェー!ピェー!」とシャウトしながら飛んでいった。

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下には植物のタネが落ちていた。クリスマスプレゼントである。以前にもベランダに植物のタネが落ちている事があったが、その瞬間を目撃できるとは。

でもこのタネ、前にもらったやつと同じだ。

ムクドリさんこれ持ってるやつだわ。

ありがとう。