モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

【様々な凶悪事件「悪」について】ゲスト 姜尚中(東京大学名誉教授)

JAM THE WORLD : J-WAVE 81.3 FM RADIO

川崎市で起きた中1男子殺害事件や、名古屋大学の女子大生による殺人、放火事件、また過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件など、さまざまな凶悪事件があとを絶ちません。そうした「悪」はどこから生まれるのか?
私たちは「悪」、そして「憎しみの感情」と、どう向き合えばいいのか?
東京大学名誉教授の姜尚中さんと考えます。
以下、メモです。
  • 自分を一つの企業として運営していくことを私たちは「スキルアップ」と呼んでいます。それができない奴は価値がなく、自分で決めていくのだと。そして自己責任になるのです。誰かが罪を侵した時に人は「許せない」という感情で繋がろうとします。 #jwave #悪の力
  • サダムフセインは作家で、十何カ国で作品は翻訳されています。また、北朝鮮について酷い国だと思うことが私にもありますが、何もない国ではありません。文学はあるのです。「悪の枢軸」と呼ぶ私たちの中にどのような悪があるのかを考える必要があります。
  • 資本主義は一番効率よく社会に貢献できると考えられていますが、金融経済と実態経済との差はものすごいことになっています。悪というのは人間の身体を超えた時にできるのです。人間のニーズを超えた経済ではいくらでも労働者のスペアが効きます。
  • 今、起きている事件は身体性を超えたシステムの中で起きている倒錯現象だと私は考えています。我々がこのシステムの中で生きるうえで、いかに悪に染まらずに生きるかを考える必要があります。
  • 昔は宗教がその役目を果たしてきた側面があります。他者と繋がろうとすることは悪に対する最大の免疫力になります。人間は何かを信じなければ生きていけませんから、他者と繋がらずにいると信じたいものを信じる「原理主義」に陥ります。 #jwave
  • これからの時代に必要なのは「繋がろうとする感覚」を持てるかどうか。そして、「人間は一人で生きていけない」と気づいたうえで、交わり生きていくこと。【以上】

「悪は人間の身体性を超えた時に生まれる」という定義付けは納得してしまった。
たとえば食べ物を過剰供給した場合、食品廃棄量が増えて腐敗する様を体感できるが、経済の場合は実態経済から金融経済に投資することで身体性を超える。
自分の預けたお金が中東に降る爆弾の資金源になる世の中。
バタフライエフェクト」とか「カルマ」とか、実は昔から人間は問題に気づいているのだと再確認した。

悪の力 (集英社新書)

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