それは昼のことだった。
Twitterで海外のニュースを見ていたら、どこかで見た顔がそこにあった。
一度もあったことのない、縁もゆかりもない人間が死ぬという事は地球上で毎日おこっていることだ。今までだってそうだし、これからだって続いていく現象だ。
それを分かりながらも、なんでこんな寂しいのだろうか…?
前にブルータスで糸井重里さんの特集があった。
BRUTUS特別編集 合本・今日の糸井重里 (マガジンハウスムック)
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この中で糸井さんと岩田社長の対談があって、挿絵に2人のドット絵が描かれているのだが、私は以前にそれを写真に撮っていた事を思い出してTwitterに流した。
#RipIwata
この画像にMOTHERの星歌を添えた。
私は「血の流れないゲーム」ってスゴイと思うんだよ。見る人によってはチャチに見えるかもしれないけど、私にとってそれは完全なフィクションに思えたし、荒いドットの世界でも子どもをちゃんと騙してくれた。
大人になった今考えてみれば、才能があっても理解されないとだめだし、理解されたとしても経済に組み込まないと会社は運営できない。
それに、任天堂は常にトップでなければならない使命感を持っているだろうし、ゲームの汎用性が格段に広がった現在では本当に難しい競争をやっていると思う。
もしかしたら、そういったストレスが体を蝕んだのかもしれない。
本当に早すぎる死だ。
「この人は一体、どれだけの笑顔を作ってきたというのだろうか…」
そんなことを考えながらツイートを読んでいると寂しくなる。
だから、MOTHERのキャッチコピーを思い出してやり過ごした。
楽しい時間をありがとうございました。
<星歌>MOTHERサウンドトラック-Eight Melodies-(歌詞・和訳ver) - YouTube-http://bit.ly/1CzGMre