今夜はトルコによるロシア軍爆撃機撃墜について、放送大学の高橋和夫さんに伺います。以下、メモです。
- トルコ軍のロシア軍爆撃機撃墜について→シリアの上空には各国空軍が飛び交っていたので、いつかこうなるとは思っていました。会談と撃墜のタイミングについてはわざとという事ではないと思います。
- 両国の食い違いについてはどのように思われますか?→ロシアやアサド政権はこの地域を反政府勢力から守るために爆撃をしていました。仮にロシア機のパイロットに領空侵犯の認識がなかったとしても、撃墜されてトルコ領を抜けたような格好です。
- 歴史的にトルコは何世紀にも渡ってロシアと領土争いをしていましたが、最近は天然資源を融通する関係もあり落ち着いてはいました。撃墜されたパイロットのうち1人はトルコ軍に身柄が移されています。トルコはなるべく両国の関係悪化を避ける態度を取ると思われます。
- これからアメリカとNATOがロシアとの間で軍事的な緊張を高めていく可能性はありますか?→NATOもこんなことで戦争なんてしたくないですからクールに対応するでしょう。
- アサド政権のこれからの動きについて→アサド政権はロシアのサポートに感謝しているでしょう。これから最新鋭の地対空ミサイルの配備をすると言っています【ここまで】
Twitterのtime lineには新しい情報として、ロシアのラブロフがウィーン協定に則って全てのテロリストがターゲットであると言ってる模様。