きのう原子力規制庁は、14日の熊本地震発生から18日夜までに、九州電力・川内原発の運転停止などを求める意見がおよそ340件寄せられたことを明らかにしました。
こうしたなか、きのう民進党の菅直人元総理が川内原発の運転を政治判断で停止するよう求めました。
なぜ政治判断での停止を求めたのでしょうか?菅直人元総理に伺います。以下、メモです。
昨日、丸川担当大臣に停止を提言した理由について→川内原発がある西南部にも震源地が移動しているため
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年4月20日
政治的判断はしないと回答がありましたが?→環境省は避難に口を出さないということですが、複合災害の場合は退路を断たれた場合のことを考えなければなりません。住民のことを考えるならば丸川さんは総理に進言すべきだと思います
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年4月20日
過去に予防的措置として停止したことはあります。5月6日に海江田元経産担当大臣が私に提言し中部電力に要請しました。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年4月20日
(補足)南海トラフの可能性を危惧した
原発を止めるリスクについては?→九州電力の収支がマイナスになること以外、考えられません。稼働することで九電はプラスかもしれませんが、それにより発生する使用済み燃料の処分は国として考えればマイナスです。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年4月20日
政府に対してどう提言していくのか?→安倍政権は原発を減らすと言っていましたから、少なくとも民進党が提言している2030年代にはゼロにするという方向性に向くべきだ。「想定外」と言って責任逃れをしたところで間に合わないということはあの時に嫌というほど味わったはずです。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2016年4月20日
一応、リンク貼っときますね。
菅は、最初に自身が総理大臣として巨大地震によって激甚な事故を起こす可能性があることを理由に浜岡原発の稼働を止めたことを紹介。
その実例を元に、安部内閣の閣僚のひとりとして熊本地震の影響を多くの人が心配している稼働中の川内原発(鹿児島)を停止するつもりはないか丸川大臣に迫りました。
大臣は、原子力規制委員会が必要に応じて原発の稼働停止を勧告する権限を持っていることを理由に、稼働の停止の判断はしないと答弁しました。