モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

ankoraというアプリの感想

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イクラのアップデートがくる前に、何かサクッと楽しめるものはないかと探して見つけたこのアプリ。
まずアンコラという語感の良さと、どんな内容なのか想像がつかないところに惹かれました。(調べてみると韓国語で「着席する」「座る」という意味らしい)

キャラクターデザインもムーミンっぽい(トフスランとビフスラン感ある)ので、血が流れないメルヘンなゲームなんじゃないかと推測。
さっそくやってみることに。

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ストーリーは主人公の宇宙船がankoraという星に不時着し、パーツを集めて帰還するという流れです。(ん?どこかで見たような)

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この星にはANKというモコモコした先住民が住んでいて、彼らの助けを借りたり、彼らの悩みを解決する事で物語が進展していきます。

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チュートリアルでスコップを使って地形を変えられる事が分かり、「ピクミン」と「どうぶつの森」を足したようなゲームなのかなぁという印象を受けました。

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勝手にマッピングされていくので、迷う事がない親切設計です。

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少し進めるとチーフコダという部族長が歴史を語り、何者かに暗殺されてしまいます。「どうせメルヘンなんだろう」と高を括り、鼻くそをほじっていた私の意表をつく展開でした。

ここからはひたすら歩き回ってマッピングして、神殿を蘇らせる作業の繰り返しです。ミッションは主にアイテムを持ってくるものがほとんどですが、ニンジンでウサギを連れてくるとか、チーズでネズミを連れてくるというミッションが地味に面倒でした。先ほど書いたようにマップは勝手に記録されるのですが、動物は記載されないし、わりと似たような地形が多いので何回もマップを見て歩く事になりました。動物はハートのマークが出てる間はついてきてくれますが、マップを見てる間に効力が切れてしまう事もしばしばあって、進捗は遅かったです。
道具とアイテムが揃ってくると、畑で食料調達&井戸で水を確保できるので拠点に戻らなくてもいい場面が増えてきます。モンスターとの戦いに関しても、有効な武器が分かってくるので戦闘時間が省略できるようになりました。

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(なんか星飛雄馬のクリスマスを思い出す…笑)
神殿の襲撃イベントは基本的にゴリ押しです。たまに相手ばかりが攻撃してサンドバッグになる事がありましたが、座標軸なのか何なのか分かりませんがたぶんバグだと思います。そういう時はとりあえず少し離れたところに移動して、再び近付いて攻撃の繰り返しで対処できました。

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デカイミイラが出てきた時は勝てるのか不安でしたが、炎の寺院が回復施設なので殴る→回復→殴るを繰り返して勝利。

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ゴリ押しのために私はブドウとパインアップルとイチゴを量産して、「フルーツコンボ」を100個以上ストック。残りは売り払ってコインに変えて、魚釣りとかパン作りとかめんどくさいからショップに売られてるアイテムを買い漁りました。これによって大幅に時間を節約できたんだなも。←たぬきち

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チーフコダを殺害した反逆者を突き止め、いよいよ最終対決へというタイミングで命、炎、氷の寺院で手に入れたアイテムが合体して魔法の杖を手に入れます。これにより、バリアが張られていたラスボスエリアに入れるようになりました。

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こんなに好戦的なのに、なんで洞窟の中から出てこないのでしょうか?(細かい事はいいんだよ)
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ラスボスの前にわけわからんボスを処理。
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いよいよラスト!

私はてっきり、この魔法の杖を使って倒すものだとばかり思っていたのですが、驚きの「−1ダメージ」だったのですぐに武器を槍に持ち替えました。(笑)
1秒間に2回攻撃されて、合計500ダメージ食らうという事もあってかなり体力を削られました。それでもフルーツコンボと幸運のポーション(攻撃のミスを無くす←たぶん)でオフィシャル肉弾ディズム(ゴリゴリのゴリさ)を繰り広げて勝利。

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よくわからない名前をもらうの巻。f:id:ebiharaism:20200707183233p:image

最後のパーツも無事に回収。
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おっけぇ。
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初めて見る謎のキャラが登場。

管制塔か?
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最後のセリフで誤植エンド。
感動もへったくれもねぇのです。

おわりに

軽く触った感じだとムーミンピクミンどうぶつの森という印象でしたが、人助けの要素が大きかったのは好印象です。例えばポケモンは世界的に流行ってますが、主人公が野生動物を乱獲するのと敵の組織がやってる事の何が違うのか、いまいち世界観がボヤけてて腑に落ちないところがあります。

プレイヤーからすると、少し不自然だけどゲームとして成立させる為に必要な事であれば目を瞑る事はあると思います。しかし、ストーリーに齟齬があるものは致命的です。ankoraは不時着してパーツ集めて帰るというシンプルなお話でした。

主人公のレベルがMAX(Lv50)になってもモンスターの強さがちょうど良いので、常にパラメーターに目を配る忙しさが最後まで続きました。ただ、道具の相性があるモンスターと特にないものがあったので、ボスを除いて弱点を設定してもよかったのではと思います。それを差し引いても、けっこう良くできたゲームです。似たようなキャラがたくさん出てきて、ほとんど名前は覚えてないけど…。

(おわり)