今夜『RadioSakamoto』が最終回を迎える。多くのラジオ番組はリスナーから寄せられた葉書やメールでコミュニケーションを取るけど、この番組はリスナーから寄せられた音でコミュニケーションを取っていた。J-wave凄いなと思わせる番組だった。(この形を継承してるのは星野源さんぐらい)
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2023年3月5日
最終回必聴
間違いなく、それまでのぼくの知り合いにはいないタイプの人間だった。
— RADIO SAKAMOTO (@radiosakamoto) 2023年3月5日
ますます興味は深まった。
僕が高校時代、青山通りでデモをしている同じ時間に、
彼は青山のどこかでダンスパーティをしていたのだ。
知り合って比較的すぐお宅にお邪魔した。
— RADIO SAKAMOTO (@radiosakamoto) 2023年3月5日
僕は万年ジーンズにゴム草履、汚い足でお宅に上がるのはさすがに気が引けた。
そして家にまた衝撃を受ける。室内はアールデコの調度品で統一されているのだ。なんという人なんだ、この幸宏という人は。
幸宏との長い付き合いの中で、嫌なことは一つも思い浮かばない。
— RADIO SAKAMOTO (@radiosakamoto) 2023年3月5日
全ては楽しい思い出として残っている。
たくさんの地に行き、たくさんの経験を共にした。
最初の出会いは衝撃だった。
ケンゾーをまとったロックのドラマーがいるとは、と僕は目を疑った。
東京にこんな所があるのかと驚いたものだ。
— RADIO SAKAMOTO (@radiosakamoto) 2023年3月5日
そんなバーで飲みながら、
彼の鼻歌をペーパーナプキンにいくつか書きとったものだ。
そのうちの一つが『中国女』になった。
そんなバックグラウンドが異なる僕たちは、不思議に気が合った。
— RADIO SAKAMOTO (@radiosakamoto) 2023年3月5日
子犬がじゃれるように、毎晩のように東京の街へ。
まだまだバブルの狂乱の数年前、
一部のお洒落な人たちが行く数軒のバーを引き回された。
そして最後のレコーディングが大貫さんの曲だったんだなあ。
— RADIO SAKAMOTO (@radiosakamoto) 2023年3月5日
これも何かの縁だなあ。それにしてもRydeenが悲しい曲に聴こえてきちゃった。
彼ほど自分を表現することを好んだ人を他に知らない。
— RADIO SAKAMOTO (@radiosakamoto) 2023年3月5日
なので人生の最後期にそれが叶わないことがどれほどの苦痛だったのか、
僕には想像もできない。夫人の喜代美さんはそれをよく支えてくださった。
友に変わってお礼を言いたい。
番組の最終回でありつつ、坂本さんが書いた高橋幸宏さんへの想いを読み上げる大貫妙子さん。とんでもない大役をこなしてらっしゃる。友情パワーが凄い😭
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2023年3月5日
今夜オンエアした他にも、教授から届いた選曲とメッセージがありますのでご紹介します。
— RADIO SAKAMOTO (@radiosakamoto) 2023年3月5日
(オンエア後、番組サイトにすべて掲載します。)#jwave
U-zhaan「レディオ・サカモト、ここからは僕U-zhaanと、」
— RADIO SAKAMOTO (@radiosakamoto) 2023年3月5日
長嶋「長嶋りかこと、」
蓮沼「えー、蓮沼執太、」
コトリンゴ「そして、コトリンゴ」
U-zhaan「……の、4人でお届けしていきます。」
コトリンゴ「(笑)」
U-zhaan「"お届けしていきます。" まで読んでくれるかなと思っちゃったよ。」 #jwave
美味しくないお弁当を食べながら、美味しそうなざる蕎麦を食べる教授を見て「俺にもくれ!」と思うユザーンさん。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2023年3月5日
コトリンゴさんが長嶋さんに褒められて、褒めてもらえず拗ねるユザーンさん。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2023年3月5日
番組の最終回に合わせてリスナーさん達から届いたアンサーソングのような作品に涙したと語る長嶋さん。
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2023年3月5日
終わりの時間が近付いて、ラストソングがバカラック。泣くわ😭 https://t.co/zxq9VdVx9L
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2023年3月5日
「最後に坂本龍一さんから皆さんへ、メッセージをご紹介して、終わりとさせていただきます。」 #jwave
— RADIO SAKAMOTO (@radiosakamoto) 2023年3月5日
最終回のオンエアでした。
— RADIO SAKAMOTO (@radiosakamoto) 2023年3月5日
これまで、お聴きくださった皆さん、ありがとうございました。
大貫妙子さん、ありがとうございました。
坂本龍一さんからのメッセージは番組サイトにも掲載しています。https://t.co/L3xGbSzpmp#jwave
素晴らしい番組でした👏👏
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2023年3月5日
またね!#RadioSakamoto#jawe
番組が終わってもサイトは残り続けて欲しい🙏https://t.co/ItUVEJcWi9
— 海老原いすみ (@ebiharaism) 2023年3月5日
RadioSakamotoが最終回を迎えた。
多くのラジオ番組はリスナーから寄せられた葉書、FAX、メールを元にコミニュケーションを取る。この番組ではリスナーから寄せられた「音」でコミニュケーションを取っていた。
初めてそれを聴いた時に、世の中には自分の全く知らないところに才能を持った多く方々が居るのだと感じた。J-WAVEでは他にもピストン西沢さんがリスナーから寄せられた「この曲なんだっけ…」という状態の鼻歌から、その曲を当てるというミュージックレスキューという企画もあった。こうやって音でリスナーとコミニュケーションを取る番組があるJ-WAVEカッコいいなと私は思っていた。その『GROOVE LINE』も終わってしまったし、『RadioSakamoto』も終わってしまった。
今現在、私が知る限りでリスナーと音で会話をしてる番組は星野源さんのオールナイトニッポンぐらいだと思う。
『RadioSakamoto』に話を戻す。
最終回は教授が高橋幸宏さんへの想いを綴ったメッセージを、代役の大貫妙子さんが読み上げるというものだった。しかも、高橋さんの最期の収録は大貫妙子さんの楽曲。高橋幸宏のドラマでなければダメなんだという事で、大貫さんが回復を待って何とか収録したのだそう。凄い友情を感じたし、大貫さんは泣かずにどんなお気持ちで務めを果たしたのだろうと。
後半ではユザーン&蓮沼執太&長嶋りかこさんのお三人に加えて、コトリンゴさんが登場。
こちらも最終回だからという辛気臭い空気はなく、明るくいつものように放送されていたけど、番組が終わるという事で、この番組への想いが込められた音源が幾つか届いて、選曲をしてる時に長嶋さんは泣いてしまったそう。
番組の最後は教授が最近聴いてるプレイリストのコーナー。こちらでは先日亡くなったバカラックの「MAKE IT EASY ON YOURSELF」が流れて泣いた。もうたまらんて…。笑
そして教授からリスナー、スポンサー、スタッフ、J-WAVEへの感謝の言葉が送られ「またね」という言葉で締め括られた。
リアルタイムで番組のTwitterアカウントで放送内容をツイートしたり、放送後は収録の内容と出演者の画像、プレイリストを番組のサイトにアップしてアーカイブとして楽しめる。そうやって私たちリスナーが楽しめる番組を作り続けた、ディレクターの中村祥一さんも本当にお疲れ様でした。
特番でまたJ-WAVEから『RadioSakamoto』が流れてくるまで、またね。