最近、スマホの調子がおかしいと思ったらMINI DAYZというアプリのデータがどんどん肥大化してストレージが無くなっていたのが原因でした。結果的に言うと泣く泣く消したのだけど、このアプリはかなり面白い。どんなアプリなのかというと『PUBG』と『風来のシレン』を足して２で割ってゾンビと緑色の毒液ぶちまける謎っ子を混ぜたサバイバルゲームです。日本語に対応してないのが逆に良かったりして。
降り立った小島のどこかにあるボートを修復して脱出するというチュートリアルがあるんですが、ここで第三者にボートを奪われて死ぬという凝った作りになっています。普通のゲームならストーリーを肉付けするのは当たり前の事ですが、スマホのゲームってシステムが前面に押し出されて奥行がないものが多い。だから私はまんまと意表を突かれました。同時に「なるほどこういうゲームなのか」と理解した瞬間でもあります。
ゲーム性についてはけっこう難しいです。管理しないといけないパラメーターは、満腹度と喉の渇きと体力の３つ。仮に攻撃を食らってしまっても、満腹度と渇きがキープできてると体力が自動回復します。これだけ聞くと簡単そうに感じると思いますが、ここに「拾えるアイテムがランダム」という要素と「主人公よりも敵の方が足が速い」という詰み要素が加わります。攻撃手段については運良くモンキーレンチやバットを拾えれば良いですが、銃を拾えても弾がなければ使えないし、基本的には徒手空拳のストリートファイトスタイルです。仮に勝てても水と食糧がないと自動回復できないし、出血したら包帯で止めないといけないし、毒を食らうと自動回復できない。家に逃げ込んでもジャイアンとスネ夫みたいに家の前でずっと張ってますから、攻撃手段と物資がないと詰みなんです。笑
で、夜になるとめちゃくちゃ暗くて本当に見えない。だから発煙筒が必要になったり、焚き火で暖をとる必要があります。拾えるかどうか分からないうえに、アイテムを所持できるスロット数もジーンズのポケットと両手に持てるだけ。ナップザックをクラフトする事もできますが、材料を拾えるかどうか…。
とにかく効率的にやらないと全く進まない。途中で中立的なモブが居て、アイテムを持っていくとアイテムが落ちてる場所を教えてくれたり、ゾンビを銃で処理してくれるんですが、効力は時限式で気付くと居なくなってます。甘えは許さん！という製作陣のメッセージに感じます。
で、何度か繰り返しているうちにバグハンターの私はスタート地点で海の上で身動き取れなくなって、それまでの楽しさが全て「無」の状態になりました。
コンテニューしてもこの位置で。笑
デリートやむなーし。
おわり_(:q 」∠)_（BAD END）
