モブトエキストラ

左利きのメモ魔が綴る名もなき日常

【JamTheWorld】ゲスト:平野啓一郎(新たな事態の小康状態が日常になる)

今夜のJamTheWorldのゲストは平野啓一郎さんでした。以前、番組にゲスト出演された時には普段は居ない女性スタッフさんが見に来るほどの人気ぶりでしたが、今回はリモート出演だったので、見えないところで肩を落としているスタッフさんがいるかもしれません。

冒頭、青木さんが西日本新聞の記者さんが釜山に赴任した際のルポを紹介していました。空港に降り立つと検査され、隔離されて6時間後には検査結果が知らされ、2週間分の生活物資が届いたという話です。

以下はツイートメモになります。

メモここまで。

 

平野さんの語り口は相変わらずシャープで分かりやすかったです。それに比べて政府と専門家会議のコミュニケーションと、補償の説明は本当に分かりづらいですね。新自由主義で公共サービスを切り売りし、小さな政府になった時には社会保障が機能不全に陥るというのは同感です。

それと、青木さんは平野さんが感染症をテーマにした新作を書いてくれるのを期待しているようでした。カミュは戦争を感染症に例えたところがあるので、文学的に表現するなら、感染症をまた別のものに例えて表現する事になるかもしれません。もう既に書き始めてる作家がいたりして。

(おわり)