ドット絵のタワーディフェンスという私の好きな組み合わせです。
地下で暮らす魔物の元に勇者たちが侵攻してくるというストーリー。
（部屋の環境を整えるとHPが上がります）
ゲームシステムは『メゾンド魔王』みたいに部屋に住んでいるモンスターを出して応戦します。
小型、中型、大型、トラップや装備それぞれにコストが設けられていて、どのタイミングで出すのかを考えながら進めていく戦略性が求められます。
最下層にいる魔王が勇者に連れて行かれたらゲームオーバー。『勇者のくせになまいきだ』を思わせるデザインです。
アパートの住人となるモンスター達はガチャシステムで召喚します。モンスターにはS〜Eのランクがあり、強いモンスターほど高いランクに位置付けられます。
【Sランク】
ドラキュラ→接近/吸血で与えたダメージ分回復
ミミック→接近/確率で相手を飲み込み回復
【Aランク】
フランケン→接近/確率でダメージ２倍
クラーケン→中距離/足止め
【Bランク】
サキュバス→中距離/同フロアの攻撃力UP
クトゥルフ→接近/隣の仲間を回復
スノーマン→長距離/雪玉２発
トレント→中距離/真下の敵を攻撃
【Cランク】
ゾンビ→接近/倒した相手をゾンビにする
雪女→長距離/前後に障害物設置
ゴースト→狩人キラー/長距離/
真上の敵に憑依ダメージ
【Dランク】
スケルトン→近距離/敵１体につき１回骨投げ
マタンゴ→戦士キラー/中距離/継続毒ダメージ
ゴブリン→探索報酬増加
マーメイド→下の部屋の仲間を回復
オーク→近距離/瀕死になると攻撃力２倍
【Eランク】
スライム→近距離/下の階の仲間を回復
オオモグラ→中距離/蛮族キラー/探索報酬増加
マーマン→近距離/部屋に戻る際に家の前にウンコ設置
私がガチャで出したのは以上のモンスター。これ以外は見た事ありません。
基本的にはオオモグラとゴブリンを手に入れて、探索で回すグループとアパートの入り口で迎撃するグループしか使いませんでした。
ガチャの要素が入ってるゲームは、課金するほど優遇されるものが多いですが、このゲームの不思議なところはDランクのスケルトンがかなり強いという事。攻撃力が伸びるうえ、敵１体につき骨を１回投げるので援護がなくても戦える性能。そのうえ人型のモンスターは剣と盾を装備する事ができるので、ゲーム序盤にスケルトンを引いたらほぼ安定します。
（落し物とはいったい…）
（おいっ！笑）
そうなると当然、使わないモンスターが出てきます。マーマンはウンコをするだけのネタキャラ。オークは瀕死になったところで爆発力のあるキャラじゃない。
マタンゴはカワイイし毒持ちで魅力的ですが、攻撃力の高いモンスターのほうが手っ取り早い。
ゾンビは倒した勇者を自分の分身として使えます。一見、強そうですがゾンビ自体の攻撃範囲は接近しないと当たらないので、本体は分身が戦ってる間に棒立ち状態か、部屋に帰って休ませるかの二択でイマイチ。回復キャラのスライムとマーメイドは貴重な回復キャラですが、私は入り口で処理してたので、下の階の敵を攻撃or仲間を回復するキャラはほとんど使いませんでした。
私はスケルトン+サキュバス+ゴーストの構成でクリアしました。
↑クリア画面に見た事ない植物モンスターが…。
（アンダーテール感ある文章でEND）
クリア後のお楽しみとして裏面が用意されてました。タフな勇者が増え、その後ろから魔法で削ってくるのが痛い、痛い。
アンデッド系は炎に弱い事に今更気付いて、これまでトップを張っていたスケルトンからドラキュラに交代。個体選別もして+５で攻撃力の高いドラキュラを育てました。確率で攻撃２倍のフランケンも育てましたが、こちらは剣と盾を装備できないので休ませないと使えません。大型モンスターなので召喚に３コストかかるので、持久戦向きではありません。
結果的にドラキュラ+サキュバス+スノーマンで最後まで行きました。サキュバスは攻撃力を1.5倍ぐらいに上げてくれるので、確率で与えたダメージと同等の回復をするドラキュラと相性が良いうえ、スノーマンの連射とも相性が良いのでこのゲームでは恐らくベストの布陣かと思います。
ステージは16-８で終わりみたいです。
ボスラッシュは１撃がエグいダメージで、ドラキュラの吸血スキルが発動してくれないとすぐ詰みます。ようやく倒してもとくにクリア画面はありませんでした。
おわりに
全体的な感想としては…ちょうど良かったです。スマホでリリースされてるタワーディフェンスゲームの多くは横画面ですが、このゲームは地下という設定を活かすために縦画面を採用してます。制作者さんがタワーディフェンス好きなんだなっていうのは伝わってきました。
ただ、モンスターの能力値のバランスには改善点があると思います。後半になるとそれは顕著。せっかく可愛いのに使われないのは勿体無いので、活躍の場が欲しかったです。
（おわり）
